CGソフトのBlenderに「グリース・ペンシル」という便利な機能がありました。
立体物をモデリングするとき、鉛筆で線を描くようにして、形状を作っていくこと(ストローク・スカルプティング)ができます。
・ストローク=一振り
・スカルプティング=彫刻
Blender Grease Pencil - Blender.jp
Grease Pencil とは?
フリーハンドでフォームのスケッチや注釈を描くことのできる機能で、共同作業時のコミュニケーションやプランニングに威力を発揮します。
これにより、紙と鉛筆でラフな「ガイドライン」のスケッチを多用してプランニングやアイデアの伝達をすばやく行ってきた、伝統的な2Dのワークフローを取り入れることができます。
多くの場合、作業中の作品に直接書き込める方が、別々の場所(例:ウィンドウの別の場所や、更に全く別のアプリケーション)で行なうのに比べ非常に役に立ちます。
この "Grease Pencil" という名前は、初期の CG アニメータたちが弧やその他のプランのメモを CRT に記述するのに使用していたクレヨンや色鉛筆(wax pencil)に敬意を表していることから由来しています(訳注:Grease はいわゆるグリス)。
アニメータたちがポーズやモーションカーブのプランを立てるのに加え、Grease Pencil はシナリオの番号など、その他さまざまな事例にも便利です。
-モデルの形状やレイアウトの設計
-ディレクターのショットレビューツールとして
-教育用の「ホワイトボード」や課題のレビューツールとして
最新版で、より改良されました。
Dev:JA/Ref/Release Notes/2.77 - BlenderWiki
2.77 リリースのダウンロード
グリースペンシル ストロークスカルプティングと改善されたワークフロー。
Grease Pencil
ビュー上に直接ペンで描画するような感覚で使用できるツールで、シーンのレイアウトなど構想を補助したり、描画したラインを他の形式に変換する事もできます。
CGのモデリングは手間のかかる作業ですが、便利な機能が使えるなら、うまく活用したいですね!