Pinterestのおすすめコンテンツとして「日本のいい所いっぱい!」というのが流れてきました。
そこで、「アール座読書館」という素敵なカフェが紹介されていました。
(via 律さんが投稿したアール座読書館(東京/高円寺)の口コミ詳細 [食べログ])
(via 高円寺「R座読書館」#2 : feeling gallery)
・緑に囲まれて、リラックス~癒しの空間を演出
・屋内に草木がたくさんあって、野外が出現した雰囲気
・屋内と屋外がつながっているかんじ
インテリアは詳しくないけど、こういうのって、「ロハス」とか「オーガニック」というテイストなんでしょうか?
=ハイソな人が好みそうなオシャレ感?(違)
●秘密基地
木がたくさんあるカフェの写真を見て連想したのが、子どもの頃に作った秘密基地でした。
秘密基地(ひみつきち)とは、周囲に知られないように建設または設置された拠点のことを指す。
地形を利用したり、カモフラージュを施したりして建設する大掛かりなものから、アパートの一室にそれとなく入ってしまうものまでさまざまな規模のものがある。また、子供の間で、部外者に知られたくない秘密の遊び場の意味でこの語を使うことがある。
子どもの頃、市街地と原生林が隣接した地域に住んでいました。
・住んでいたのは市街地
・秘密基地は森林の中
・夏休み:大木の枝に板をのっけて展望台を作る
・冬休み:廃屋の倉庫に侵入してラウンジを作る
探検していたら、廃車のモペッド(エンジン付きの自転車)がありました。
友達が家からガソリンを持ってきて、みんなで野原を駆け回りました。
(近所に車のスクラップ工場があったはずだけど、Googleマップを見てみたら、再開発で消滅したっぽい?)
モペッド(Moped)はペダル付きのオートバイで、エンジンや電気モーターなどの原動機だけで走行することも、ペダルをこいで人力だけで走行することも可能な車両の総称である。Motor(モーター、原動機)と Pedal(ペダル)のかばん語が語源とされる。日本の年配者を中心にバタバタあるいはペケペケと呼ばれる場合もある。
(↓モペッドってこんなかんじの乗り物。ペダルをこげば自力でも進む。)
(via バイクだけどペダルがついている自転車?! - 昭和三丁目の真空管ラジオ カフェ)
調子に乗っていたら転倒www
→エンジンが付いている乗り物は、スピードが出て便利な半面、事故を起こしたら危険な乗り物だと認識しました。(涙)
●くつろげる場所の特徴
・自分で作った遊び場:秘密基地(ガレージ、ログハウスなど)
・他人が作った遊び場:レジャー施設(カフェ、バー、クラブ、テーマパークなど)
自分が作った遊び場と、他人が用意してくれた遊び場を比較すると、自分で作った遊び場の方がくつろげるかな?
よりくつろげる理由は、「心理的安全性」が確保されているからだと思われます。
アール座読書館みたいな空間を自前で用意すれば、勉強や仕事も捗るんじゃないかなー?
米グーグルは2012年に生産性向上計画に着手した。
この計画は「プロジェクト・アリストテレス(Project Aristotle)」と呼ばれ、同社の「人員分析部(People Analytics Operation)」によって実施された。
成功のカギは「心理的安全性」
そして、そこから浮かび上がってきたのは「他者への心遣いや同情、あるいは配慮や共感」といったメンタルな要素の重要性だった。つまり成功するグループ(チーム)では、これらの点が非常に上手くいっているというのだ。
つまり「こんなことを言ったらチームメイトから馬鹿にされないだろうか」、あるいは「リーダーから叱られないだろうか」といった不安を、チームのメンバーから払拭する。心理学の専門用語では「心理的安全性(psychological safety)」と呼ばれる安らかな雰囲気をチーム内に育めるかどうかが、成功の鍵なのだという。
労働時間や給料が良くなくても、「心理的安全性」があれば、働きやすい職場といえるでしょうか?
→親切で優しい人たちと一緒に仕事がしたいもんですね。(汗)
●大人が作る秘密基地
子どもの頃に作った秘密基地を、大人が本気を出して作ったら、もっとスゴイやつができるでしょう。
やはりというか、秘密基地っぽい建造物を作っている大人たちがいました。

大人が作る秘密基地 屋外、ツリーハウス、リノベーション、シェアオフィスまで
- 作者: 影山裕樹,竹田嘉文
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2014/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
コンテナハウスって秘密基地ぐあい最高だしできるならやってみたい
— しちょう (@sub_mayor_) 2016年1月3日
コンテナハウス(輸送用のコンテナを再利用した家)は、秘密基地っぽく作れるかも?
●パーマカルチャー
秘密基地を作るというレベルを超えて、家を自作しちゃう人々が結構いるようです。
Amazonで、家をDIYで作る本を探していたら、「パーマカルチャー」という文化(遊び?)が紹介されてました。

- 作者: ビルモリソン,レニー・ミアスレイ,Bill Mollison,Reny Mia Slay,田口恒夫,小祝慶子
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 1993/09
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
エコロジカルデザイン・環境デザイン分野の用語であり、自然のエコシステムを参考にし、持続可能な建築や自己維持型の農業システムを取り入れ、社会や暮らしを変化させる総合的なデザイン科学概念。
パーマカルチャーとは、オーストラリアのビル・モリソンとデビット・ホルムグレンが構築した人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のことです。
この言葉は、パーマネント(永久な)とアグリカルチャ-(農業)あるいはカルチャー(文化)を組み合わせた造語です。
単にエコロジカルでなくより美しく、よりオシャレに暮らしをデザインしたいものです。
パーマカルチャーの基本になる3つの要素は、
自然のシステムをよく観察すること
伝統的な生活(農業)の知恵を学ぶこと
現代の技術的知識(適正技術)を融合させること
そしてパーマカルチャーは植物や動物だけでなく、建物、水、エネルギー、コミュニティなど、生活全てをデザインの対象にしています。それぞれの要素が、それぞれの役割を十二分に果たし、互いを搾取したり汚染したりすることなく永続するシステム=エコロジカルで、経済的にも成り立つシステムを作り上げるのです。
つまり、森羅万象の関係性をいかに“美しく”デザインするか、それがパーマカルチャーの目指すところだと考えます。
パーマカルチャーを画像検索してみると、
家を自作+田畑で農作=自給自足のライフスタイル
ってことみたいですね?
(via アフリカンダンス&パーマカルチャーツアー | Good News Days)
(via パーマカルチャー文化祭@藤野:取材視察記録)
ここまでやると、ちょっと秘密基地のワクワク感がなくなってくるかな?
(面倒くさいことが増えてきて楽しくなくなる=やり過ぎ?)
秘密基地の楽しさは、単なるアウトドアライフや田舎暮らし好きとは違うような気もしました。
便利な都市生活、文明を味わってしまうと、原始人みたいな不便な生活にはもう戻れませんね?
便利で、なおかつ、くつろげる空間をデザイン/演出するとしたら、
・都会(人工物)と自然の境界線
・屋内と屋外の融合
・ハイテクとローテクの共存
・自分で作る楽しみ
という条件があれば良いかな?
アール座読書館のインテリアやエクステリアを参考にして、くつろげる空間を制作してみたいです。