「コンセプトワーク」という用語がありました。
「コンセプトワーク」とはあるアイデアを具体的な形にしていく作業を指します。
新規事業の場合は企画の原案の段階から、市場分析(リサーチ)=3C「顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)」分析を行います。
コンセプトとは?
1 概念。観念。
2 創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点。「コンセプトのある広告」
人の手による絵画・書画・曲・文芸等の作品は、作者がその作品に込めた意図・意匠・目的・思い等の概念を有し、これを表現しており、「作品のコンセプト」等と言われている。
コンセプト(concept)は、本来「概念」を表す言葉です。
しかしながら、日本語でコンセプトの語を用いる場合は、「全体を貫く基本的な概念」を表すことが多いようです。
例えば「今度開店するレストランのコンセプトは“近未来”でいこう」と言った場合、レストランの店名・内外装・メニュー・広告などに、近未来的な演出を施そうという意味になります。
- コンセプト=全体を貫く基本的な概念
- コンセプトワーク=コンセプトを具体的な形にしていく作業
回りくどい言い方になりますが、この2つの意味を合せると、
「コンセプトワーク」とは、全体を貫く基本的な概念を具体的な形にしていく作業という意味になりますね。
いろいろ試作品を作っていくとき、当初のコンセプトから大きく外れていないか?をときどきチェックしながら、制作作業を進めてみたいと思います。
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