浜村拓夫(・∀・)作品集

頭の中にあるイメージを表現できるデザイン力が欲しいです(><)

世界一流エンジニアの思考法

プログラミングのスキルアップで参考になりそうな本がありました。

「世界一流エンジニアの思考法」牛尾 剛 (著) - 2023/10/23

 

 

目次をパラパラ眺めてみて、失敗に関する考え方に注目。

試行錯誤や軌道修正をいかに速くできるかが、生産性=時間の短縮につながりますね。

 

 

プレモータム・シンキング

失敗を克服する考え方の1つとして「プレモータム・シンキング」がありますが、これと通底する考え方だと思いました。

 

www.google.co.jp

 

 

  1. プロジェクト実行前に予め失敗を予想して、解決策を考えておく。
  2. プロトタイプを作成して、問題点を修正していく。
  3. 本番でも予期せぬ失敗が発生したら、改善策を考えて軌道修正する。

 

実行前、実行中、実行後の3段階で構えておけば、失敗の予想/回避/リカバリーが早くなり、結果的に成功への近道になると。

 

「失敗したらダメ」とか「失敗が怖い」などという誤った観念を払拭して、行動力や成功率のアップを図りたいものです。

 

 

目次

はじめに

 

第1章 世界一流エンジニアは何が違うのだろう? ―― 生産性の高さの秘密

 「生産性の高さ」の違い

 トップエンジニアの衝撃的な解決法

 試行錯誤は「悪」である

 頭が良くても「理解」には時間がかかる

 「理解に時間をかける」を実践する

 複雑な技術をコントロールできている感覚を得る

 「感覚」で判断せずファクトを積み重ねる

 小さなドキュメントをコードの前に書く

 頭の中に「メンタルモデル」をつくる

 まずエキスパートに頼る

 「偉大な習慣を身につけたプログラマ」になる

 

 COLUMN アジャイルとは何か?

 

 

第2章 アメリカで見つけたマインドセット ―― 日本にいるときには気づかなかったこと

 「Be Lazy」というマインドセット

 いかにやることを減らすか?

  1. 一つだけピックアップする

  2. 時間を固定して、できることを最大化する

  3. 「準備」「持ち帰り」をやめてその場で解決する

  4. 物理的にやることを減らす

 リスクや間違いを快く受け入れる

 失敗を受け入れる具体的な実践法

  1. 「フィードバック」を歓迎するムードを作る

  2. 「検討」をやめて「検証」する

  3. 「早く失敗」できるように考える

 不確実性を受け入れよう

 バリューストリームマッピングで「見える化」する

 「思考回路」を形づくる実践

  1. 「楽に達成できる」計画で仕事をする

  2. 「無理・断る」練習をする

  3. 他の文化の視点を学んでみる

 「結果を出す」から「バリューを出す」へ

 


第3章 脳に余裕を生む情報整理・記憶術 ―― ガチで才能のある同僚たちの極意

 コードリーディングのコツは極力コードを読まないこと

 いかに脳みその負荷を減らすか

 仕事の難易度別で考える

 「アウトカム」至上主義が上達を阻害する

 マルチタスクは生産性が最低なのでやらない

 一日4時間だけは自分だけの時間を確保する

 なぜ同僚たちは「記憶力」がいいのだろう

 「書く」すすめ

 頭の中のみで整理する

 理解・記憶・反復という黄金則

 

 COLUMN 海外のテック企業に就職するには

 


第4章 コミュニケーションの極意 ―― 伝え方・聞き方・ディスカッション

 「情報量を減らす」大切さ

 準備は効く ―― 伝え方のコツ

 相手が求めている情報への感度を研ぎ澄ます

 コードを「読み物」として扱う

 ミスコミュニケーションのサイン

 クイックコールのすすめ

 クイックコールされる側もよいことがある

 気軽に聞ける空気の大切さ

 ディスカッションで鍛えられること

 意見が対立しても「否定しない」

 「会話力」を育てよう

 


第5章 生産性を高めるチームビルディング ―― 「サーバントリーダーシップ」「自己組織型チーム」へ

 「サーバントリーダーシップ」とは何か

 自己組織チーム/フィーチャーチーム

 開発者それぞれが責任を持って設計し実装する

 「仕事を楽しいでいるか?」を確認する文化

 ボスの役割はサポートすること

 納期がなく、マネージャーも急かさない

 自己組織チームをいかに導入するか

 チームの上下関係をなくす

 失敗に寛容な職場がチャレンジ精神を生む

 「Be Lazy」を推奨し、休暇を尊重する

 チームにパワーを持たせることの価値

 

 COLUMN アメリカのキャリアアップ文化

 


第6章 仕事と人生の質を高める生活習慣術 ―― 「タイムボックス」制から身体づくりまで

 同僚たちのワークライフバランス

 生産性を上げたければ定時上がりが効率が良い

 「タイムボックス」制で、学習の時間を確保する

 「脳の酷使をやめる」三つの工夫

 違うことをするのがリフレッシュ

 掃除で「人生をコントロールする感覚」を取り戻す

 整理の技術

 物理的なエネルギー不足をどう解消するか

 テストステロンを意識的に増やす

 


第7章 AI時代をどう生き残るか? ―― 変化に即応する力と脱「批判文化」のすすめ

 AIと過去のテクノロジーの違い

 どんな職業ならAIに食われないだろう?

 ChatGPTがやってきたときアメリカで起こっていたこと

 AI時代には「専門性」こそが強みとなる

 日米のエンジニアを取り巻く文化の違い

 コントリビュートと感謝のループ

 日本再生への道すじ

 自分の人生は自分でコントロールする

 

あとがき

 

 

出版社情報

books.bunshun.jp

 

bunshun.jp

 

 

著者紹介

牛尾 剛(Tsuyoshi Ushio)

1971年、大阪府生まれ。

マイクロソフト Azure Functions プロダクトチーム シニアソフトウェアエンジニア。

シアトル在住。

関西大学卒業後、大手SIerでITエンジニアとなり、2009年に独立。

アジャイル、DevOpsのコンサルタントとして数多くのコンサルティングや講演を手掛けてきた。

2015年、米国マイクロソフトに入社。

エバンジェリストとしての活躍を経て、2019年より米国本社でAzure Functionsの開発に従事する。

著書に『ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法』などがある。

ソフトウェア開発の最前線での学びを伝えるnoteが人気を博す。

 

 

 

 

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感想

本書は人気のようで、いろんな方々が感想文を書いてました。

 

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