プログラミングをしていて、プロトタイプ(試作品)は重要だなー!と改めて実感しました。
最初から完璧を求めてしまうと、失敗を許容できない気分になってしまいますが、
最初から完璧を求めず、何度でも失敗して良いと思えば気楽にやれます。
完成度を徐々に上げていくプロトタイプ
「プロトタイプ環境」を作る前は、テスト環境があったけど、そこはあくまで、「実装した機能を本番公開前に確認する場所」の位置付けで、本番に限りなく近い場所だった。当然、大きなチャレンジや頻繁な試行錯誤は心理的にやりづらい。
そこで誰のことも気にせずに、自由にチャレンジや試行錯誤できる場所が必要だと気づき、本番環境とは全く紐付かない「プロトタイプ環境」を構築した。結果として、チームメンバーにとって玩具のように遊べる場所がセットされ、チャレンジングや施策や試行錯誤の回数を劇的に増やすことができた。
プロトタイプは試作品なので、別に最初から完璧である必要はありません。
適当に作って、何度でも作り直せばいいのです。
何度も作り直す過程で、徐々に精度が洗練されていき、最終的に満足できる品質になったら完成品にすれば良いのです。
逆に言えば、うまくいかない時や失敗しそうな時は、
「まだこれはプロトタイプだ。
失敗しても全然気にする必要はない。
気楽に行こう!」
と意識するようにすると、作業が止まることなくガンガン進めます。
心理的安全性
心理的安全性を高める
Google のリサーチチームが発見した、チームの効果性が高いチームに固有の 5 つの力学のうち、圧倒的に重要なのが心理的安全性です。
「チームの心理的安全性」という概念を最初に提唱したのは、ハーバード大学で組織行動学を研究するエイミー エドモンソン氏です。同氏は、この概念を「対人関係においてリスクのある行動をしてもこのチームでは安全であるという、チームメンバーによって共有された考え」と定義しています。
チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ
- 作者: エイミー・C・エドモンドソン,Amy C. Edmondson,野津智子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2014/05/24
- メディア: 単行本
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プログラミングの途中に手が止まる瞬間をいろいろ観察していて、この認識に至りました。
プロトタイプには様々なメリットがありますが、心理的安全性を確保する手段として、今後は積極的にプロトタイプを活用していきたいと思います。
過去にもプロトタイプについて、いろいろまとめていました。
プロトタイプの活用方法について、もう一度振り返ってみたいと思います。