グラフィックデザインの練習として、心象風景を制作してみました。
心象風景(しんしょうふうけい)とは、現実ではなく心の中に思い描いたり、浮かんだり、刻み込まれている風景。現実にはありえない風景であることもある。
概要
芸術の世界ではしばしば、心象風景をテーマとした作品を見ることがある。作者の心の奥底の無意識を形に表したものや、具象的であるよりも抽象的である場合が多い。当然、極めて主観的な作風になり、作品も多種多様になる。東山魁夷も初期は心象風景を好んで描いた。
●夢の共有
「心の中に刻み込まれている風景」という定義に基づいて、子どもの頃に見た夢を取り上げてみました。
・睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと。睡眠中にもつ幻覚のこと。
・将来実現させたいと思っていること。願望。願い。
何か面白い夢を見たときって、みんなに教えたいと思うことがあるけど、自分が見た映像と同じものを相手に知ってもらう=伝達、共有って、難しいですね?
絵を描くのがうまければ、夢の映像を絵にして見せることができますが、絵が下手だと、言葉で説明するしかないですね?
自分の心の中にある映像を、他人に伝えることは、案外難しいと思いました。
今回は、Photoshopを使って、夢で見た風景を再現してみました。
●子どもの頃よく見た夢
私が見た夢は、こんな風景でした。
夢で見る映像って、結構、支離滅裂なことが多いですよね?(笑)
この夢は、
- 風邪などで発熱すると、毎回見ていた。
- 真っ暗闇の中、遥か遠くに、洗面台と鏡がある。
- 足元には、丸太のように大きい荒縄が転がっており、その上を歩いて移動する。
- 荒縄の地面?は、ずーっと遠くまで続いている。
- 荒縄はゆっくりと回っており、じっとしていると、荒縄と荒縄の隙間に滑り落ちてしまい、奈落の底に落ちる=死ぬ?
- 回転している荒縄の上をジャンプしながら、洗面台のところまで移動して、歯を磨いたら、なぜか助かる。
という設定でした。
このゲームのような夢が始まるとヒヤヒヤする、結構怖い夢でした。
歯を磨いたら、なぜ助かるのか?大人になった今でも意味不明です。www
多分、子どもの頃、寝る前に歯を磨けと言われていたから、歯を磨かないといけない、という強迫観念みたいのがあって、それで怖い夢として再生されていたのかな?と思ってもみたり。
今回は、Photoshopの練習も兼ねて作ってみましたが、手書きのイラストでも表現できるようにしたいです。
→スケッチの練習をやろう!