勉強の心構えについて検索したら、興味深い戦争体験談がありました。
学習塾の記事などがヒットする中で、ちょっと他とは毛色が違う、異色の文章がありました。
http://www.scn-net.ne.jp/~grakam/benkyou.htm
記事の筆者は、1928年生まれの赤松弥太郎さんという方でした。
http://www.scn-net.ne.jp/~grakam/hajimeni.htm
敗戦から50年以上かけて日本はやっと世界の先進国として世界の表舞台に立つ事が出来るようになりましたが、現在、 僅か10年ばかり続いた経済不況のために日本国民は元気を失ってしまったように見えます。 けれども、おじいさん達が体験した敗戦のどん底での苦しさに比べたら今のこの不景気などは比べ物になりません。
そして、今おじいさんが一番心配しているのは、日本の若者たち、特に中学生や高校生たちが自分の将来について、 どの様に考えているのかなと言う事です。 新聞やテレビを見ていると、大勢の若者が希望を失って元気をなくしているように思えてなりません。
そこでおじいさんは何とかして君たちにおじいさんの子供の頃の体験をお話して元気を取り戻して欲しいと思ったのです。
当然おじいさんの子供の頃と今の君たちとでは価値観の違いがある事は十分承知していますが、それでも是非おじいさんの子供の頃はどのように暮らしていたか、どんな事を考えていたか、どんな事を先生方から教わったか、そういう事をお話して 見たいと思ったのです。
どうぞこのページのどこからでも気楽に読んでみてください。 そして感想をお聞かせください。 生きがい、やる気に続いて勉強に対する心構えの持ち方と、希望を持つことによって人間がどれだけ勇気づけられるかについてお話したいと思っています。
赤松弥太郎さんは本も出版されているようです。(同じ名前の人がいました)
このWebサイトには、おじいさんからの手紙という形で、いくつかの文章が掲載されていました。
http://www.scn-net.ne.jp/~grakam/tegami-syu.htm
中学生・高校生の部屋
おじいさんからの手紙集
- この手紙のはじめに
- 生きがいについて 考えたことがありますか?
- やる気について おじいさんはこう考えます
- 勉強に対する心構え 教わりたい心と教えたい心
- 希望価値学説 希望 を持ち続けよう 2003.02.15.
- 大連捕虜収容所 爺さん18才の体験 2003.07.30.
- こどもは なぜ学校に行かなければならないの? 2008.09.15.
敗戦後の1947年にソ連兵に強制連行された話は、当時の悲惨な状況を伝えていました。
それに比べると、今の自分はとても恵まれた環境にあると思いました。
衣食住を心配することなく、自分のやりたいことができるので、もっと成果を出せるはずだと反省しました。