はてなブックマークで、Roland社の新しい音楽ソフトが注目を集めていました。
・Roland社の「Zenbeats」公式サイト
・Zenbeatsの紹介記事
ローランドが新製品、「Zenbeats(ゼンビーツ)」を発表。「Zenbeats」は、iOS/Android/Mac/Windowsに対応したマルチ・プラットホームの音楽制作ソフトウェアで、本日から無料で(!)ダウンロードすることができます。
いろんなデバイスで使えるのが便利ですね。
しかも、無料!
多数用意された“ループ”をタイムラインに沿って並べるだけで、初心者でも簡単にオリジナルの楽曲を作ることができます。もちろん、ソフトウェア音源やシーケンサー、エフェクトといった機能も備えているので、自分でフレーズ/パターンを入力することも可能。
「ループ」というのは、短い音の断片、音楽の素材のこと。
MacのGarageBandみたいに、ループをペタペタ貼るだけで作曲できれば、ちょっとした音楽を作るときに便利そうですね。
Zenbeatsの使い方
YouTubeでさっそくZenbeatsの使い方が紹介されていました。
・ループを編集する方法(簡単)
Roland Zenbeats - Demo song - How does it sound? - YouTube
・自分でフレーズ、パターンを作る方法(上級)
Roland Zenbeats - How does it look? Short overview - YouTube
Rolandのビジネスモデルとしては、オプション機能を有料で提供して、気に入ったユーザーに買ってもらうことみたいです。
無償で利用できる「Zenbeats」ですが、必要に応じてループ/音源を購入したり、機能を拡張することができる『コンテンツストア』も用意されています。
ループ/音源の個別購入価格は3.99ドルで、すべてのループ/音源/機能拡張が含まれた“Unlock”プランの価格は、iOS/Android版が14.99ドル、Mac/Windows版が49.99ドル(OSはどちらか1種類のみ)。
また、4種類のOSすべてでループ/音源/機能拡張を利用できる“Ultimate Unlock”プランも用意されており、こちらの価格は149.99ドルとなっています。
値段は、まあまあ手頃でボッタクリ価格ではないと思います。
Zenbeatsのインストール
Windowsパソコンに入れる場合は、Rolandの公式サイトからインストーラーをダウンロードします。
インストーラーの指示に従って、「はい」を選ぶと簡単にインストールできました。
Zenbeatsを起動すると、最初の画面でアカウントの作成やログインを求められますが、無視して「今すぐスキップする」を選ぶと、使い始めることができました。
【追記】何回か使うと、RolandのBackstageというサービスにユーザー登録して、ログインするように求める画面になりました。(ちょっと面倒ですね。)
https://www.roland.com/backstage/#/login
ちょっと触ってみた感じ、上記の使い方紹介動画のような作曲ができました。
自分でループを作って並べたら、意図した曲がある程度簡単に作れそうです。
いいかも?
Windows用の無料音楽制作ソフト
ブックマークのコメントによると、Windows用の音楽制作ソフトなら「Cakewalk」という選択肢もあるとのこと。
ローランド、無償の音楽制作ソフト、「Zenbeats」をリリース…… iOS/Android/Mac/Windowsに対応 - ICON
- [DTM]
VSTとかのプラグイン使うには有償版が必要。WindowsならCakewalk、MacならGarageBandもある。
2019/09/18 06:43
音楽制作ソフトは、その操作方法・作曲のやり方が、それぞれ特徴があるので、自分に合っているかどうか?使いやすいと感じるかどうか?で決めたらいいですね。
・Roland社のZenbeats
・Bandlab社のCakewalk
無料でもいろいろ選択肢があることは良いことだと思います。
感想
RolandのZenbeatsは、ループ(音楽の素材)を並べるだけでも作曲ができるので、ジングルやサウンドロゴなど、ちょっとした曲を用意したいときに便利だと思います。
ジングル
テレビやラジオなどの音声・映像メディア全般で、場面の切り替わりなどを分かりやすく伝えるために再生される短い音源のことを指します。
企業名などをアピールするために、定形的に再生される短い音源です。また、コマーシャルで流されているものがあることから、宣伝効果を高めるために用いられているといえるでしょう。
まあでも、Zenbeatsじゃないと実現できない音があるわけじゃなければ、無理して使う必要もないかな?
→今まで使い慣れている音楽制作ソフトでもOK。