最近、Google Adsenseの広告で、記事のリンクと広告が混ざった形で表示されているタイプをよく見かけます。
こんなかんじの広告です。
(例)http://www.siminpc-kitakyushu.com/index.php?QBlog-20121201-1
- 2行4列で8個のリンクがあり、上段の左から1番目と3番目、下段の左が「広告」になってます。
- その他の枠は、ブログの関連記事が表示されてます。
「これって何だろう?」と思い、検索してみたら「関連コンテンツユニット」という機能として提供されていることが分かりました。
関連コンテンツユニット
関連コンテンツ ユニットのご利用資格
関連コンテンツを利用できるのは特定のサイト運営者様だけです。ご利用いただくには、サイトのトラフィック量とページ数の最低要件を満たしている必要があります。関連コンテンツによってユーザーに優れたエクスペリエンスを提供していただくために、この要件を設定しています。関連コンテンツ ユニットを作成できるかどうかは、AdSense アカウントの [広告の設定] ページでご確認いただけます。
Webサイトへのアクセス数が、ある程度ないと「関連コンテンツユニット」は、使えないんですね!
OGP(Open Graph Protocol)の導入
関連性の高いおすすめコンテンツの表示を促進する方法:
各コンテンツのページに重複しない画像を追加します。
対象ページでは、一般的なメタタグ プロトコル(Open Graph など)を使用します。
他にも便利なメタタグがあります。詳しくは、Google デベロッパー サイトのスニペット ツールのページをご覧ください。
Googleのクローラーにページ情報を提供するため、専用のメタタグを使う必要があるそうです。
などの情報を付加してあげないと、関連情報が取得できないんですね?
ページ数が多い場合は、メタタグに使うキーワードの用意は、機械学習で自動的にやらせたいです。
大まかな仕組みとしてはGensimのDoc2Vecの機能を利用して関連記事を生成しています。現在ならfastTextを利用した方がラクにできるかもしれません。
これで関連コンテンツの表示部分を自作すれば、Google Adsenseと関係なく実現できますね。(広告を入れる位置は、自分で好きな場所にすれば良いだけ)
Facebookのfasttextに必要なハードウェアは、GPUは不要で、CPUだけでOKみたいです。高性能なサーバーじゃなくても使えるのは、ありがたいですね。
まとめ
- Google Adsenseの関連コンテンツユニットを使うと、広告と関連記事の表示を混ぜることができる。
- 機械学習で、関連記事のデータを自作できる。(広告を混ぜたい場合は、あとで好きな場所に入れたらOK)
調べてみたら面白そうな仕組みだったので、ちょっと試してみたいです。

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