広告には、いろんな媒体があります。
インターネットやスマートフォンが普及して、ユーザーの購買行動も、新しいパターンが登場してきました。
最近の広告は、「DECAX」(デキャックス)という考え方で作る場合があるそうです。(参考までにメモ)
●発案者
DECAXという考え方は、電通の人が考えたようです。
これまで広告では、AIDMAやAISASが購買行動のモデルとして使われてきました。
けれど、ソーシャルメディアで情報が広がり、生活者がコンテンツからコンテンツへ移動していく時代には、別の捉え方があるはずです。
そのヒントがなんとシンガポールから届きました。
テクノロジーの進化による生活者の情報行動の変化、そしてクライアントへの説明力という視点から作り上げました。
それが発見(Discovery)→関係作り(Engage)(理性的態度による)確認や注意(Check)行動(Action)→体験と、それの共有(eXperience)からとった「DECAX(デキャックス)」というものです。
DECAXは、あくまでも現場の作業のなかから生まれた捉え方にすぎません。
この先新たなメディアが生まれたり、新しい機能が付加されたコンテンツなどが出てきたりすれば、どんどん変わっていくものだと思います。
ただ、コンテンツマーケティングが、「新しいキャンペーンの作り方」ではなく、「新しいマーケティングコミュニケーションの作り方」であること。
その視点から捉え直すためには、これまでには無かった新しいモデルで考える必要があると思います。
・テレビがある時代とない時代では、広告の形が変わる。
・スマホがある時代とない時代では、広告の形が変わる。
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(以下、同様に)新しい情報媒体や情報伝達の仕組みが登場したら、広告の形は変わっていくはず。
現状を分析すると、消費者が自主的に情報(コンテンツ)を探すときの行動モデルとして、DECAXという見方ができる、ということですね?
●DECAXまとめ
●コンテンツマーケティング
「コンテンツマーケティング」という用語もよく目にするので、基本的な定義を押さえておく。
コンテンツマーケティングとは、読者にとって価値あるコンテンツの制作・発信をとおして見込み顧客のニーズを育成、購買を経て、最終的にはファンとして定着させることをめざす一連のマーケティング手法です。
コンテンツマーケティングとは、「ユーザーが見たい!見てよかった!と思えるコンテンツを公開し続けることで、ユーザーにファンになってもらい、そこから物を買ってもらう」
という感じだとイメージがわくのではないでしょうか。
最近、話題になっていたキュレーションサイトの手口も、これですかね?
パクリやデタラメの情報で、粗悪な記事を大量生産しなければ、炎上しなかったのかも?
それはさておき、インターネットで宣伝するときの流れとして、DECAXというモデルは参考にしてみたいと思います。
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