Zabbixの記事で、「デザインの10原則」というのが紹介されていました。
―――なぜZabbixは普通のアメリカのIT企業のようでは無いのでしょう?
それは私たちが普通の会社だからです(笑)。実際に私たちがやっていることは、良い製品を作る、これだけで、これは創業の時から何も変わっていないのです。毎年の売り上げを報告しなければいけない投資家が居るわけでもありませんし。カンファレンスもいわゆる売り込みを行う場ではありませんし、大げさな演出もありません。ユーザーと出会って意見を聞く、そういう場になっています。いわゆるアメリカのIT企業とは違って、ごく普通の会社なのだと思います。ただ、オープンソースソフトウェアを開発しているという部分が違うのかもしれませんが、逆にオープンソースソフトウェアを開発しているからこそ、ユーザーの声を聞き、意見を交わすスタイルになっているのではと思います。
「良いものを作る」という、シンプルなポリシーは、分かりやすい!
で、「良いものってのは、どういうものか?」というと、デザインの10原則という考え方があるそうです。
オフィスに貼られている良いデザインを実現するための10の法則
ディーター・ラムス(1932年5月20日、ドイツ、ヴィースバーデン生まれ)は、ドイツのインダストリアルデザイナーで、家電製品メーカーであるブラウン社と密接に関わるとともに、インダストリアルデザインにおける「機能主義」派の人物。
ディーター・ラムスによる「良いデザイン」の十か条
良いデザインは革新的である。
良いデザインは製品を便利にする。
良いデザインは美しい。
良いデザインは製品を分かりやすくする。
良いデザインは慎み深い。
良いデザインは正直だ。
良いデザインは恒久的だ。
良いデザインは首尾一貫している。
良いデザインは環境に配慮する。
良いデザインは可能な限りデザインをしない。
言われてみると、いちいちごもっとも、というかんじですねー。
この10原則は、Zabbix社じゃないけど、壁に貼っといた方がいいと思いました。(笑)
Dieter Rams: As Little Design as Possible
- 作者: Sophie Lovell,Klaus Kemp,Jonathan Ive
- 出版社/メーカー: Phaidon Press
- 発売日: 2011/06/22
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