2Dアニメを手軽に作る方法を調べていたら、紙人形を使う手法が紹介されていました。
●紙人形の可動
紙人形の関節部分は、「割りピン」という文具を使えば良いみたいです。
紙の工作で使う「割りピン」は下のイラストように真鍮製のピン部が割れていて、2枚以上の穴のあいた紙に通し、ピンの先を割って紙をまとめるものを指しています。
●紙人形のアニメ
紙人形を使った、簡単なアニメの作成方法が紹介されていました。
・紙人形を作り、顔写真を貼ってリアリティーを出す
・専用の撮影台を作って、スマホでコマ撮り
ワークショップ「じぶん人形でアニメをつくろう」サンプルムービー from kobito inc. on Vimeo.
●関節の工夫
どういう仕組みか?よく分かりませんが、関節部分のピンが見えない紙人形もありました。
・可動する骨格を作って、その上に紙のパーツを貼っている?(紙の下に関節が隠れる?)
・グリーンバックで撮影して、後で背景を合成
●紙人形アニメの歴史
紙人形のアニメは、
・切り紙アニメーション
・切り絵アニメーション
・カットアウトアニメーション
などとも呼ばれているようです。
●切り紙アニメとは何か
アートアニメーションを知らない人々にとってセル画や人形アニメに比べて馴染みが薄いのが切り紙アニメーション(カット・アウトアニメーション)だろう。
切り紙とはもっとも単純なものは切った紙で作った、関節が自由に動く操り人形を思い浮かべて頂けば良い。その切り紙操り人形を背景の上に置いて各部分を少しづつ動かしながら一コマ一コマを撮影していく方法である。
旨く作られた切り紙アニメーションはセル画アニメーションもしくは動画アニメーション以上の映像の質を持たせることが出来るし、あるいは人形アニメのような雰囲気を濃厚に出させることも出来る。
2005年現在、切り紙アニメーションの中でもっとも有名なのがロシアのユーリ・ノルシュテインである。
ユーリ・ボリソヴィチ・ノルシュテイン(Yuriy Borisovich Norshteyn / Yuri B. Norstein、1941年9月15日 – )は、主にセルロイドに緻密に描き込まれた切り絵を用いる短編アニメーション映画などで知られる映像作家である。
切り絵でも、結構立体感のある緻密な表現ができるんですね!?(すごい)
●紙人形のサンプル
紙人形の型紙が配布されていました。
こんなかんじで可動パーツを作ればいいんですね!
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こんなかんじの紙人形を作れば、筋トレの説明動画を2Dアニメで作れるかな?