ロッテ・ライニガーさんという影絵アニメ作家について調べていたら、日本にも同じような作家がいることを知りました。(メモ)
世界中の映像作家に計り知れない影響を与え続けているロッテ・ライニガー。
一口にアニメーションといっても、そのスタイルは本当に幅広いものがあるということを知ったのは遅ればせながらここ数年のことである。
デジタルで作られたもの、人形やオブジェを使用したものなど、作家が本当に手間隙をかけて製作した作品を観ることは個人的な楽しみにも繋がっていった。
作家性も色濃く現れるし、驚くべき前衛性を兼ね備えたものもある。
そのほとんどは短編のため、バラエティーにも富んでいるし、そして何より面白いのだ。
“影絵アニメーション”というと多くの方が頭に浮かべるのは、昔、TVの天気予報として放映されていたものではないだろうか。
この放送を担当していたのが日本を代表する世界的な影絵作家の藤城清治である。
絵画と人形劇に魅了されていた藤城清治はアジアの影絵芝居と出合うことから、セミプロの人形と影絵の劇場を結成している。
映画会社の宣伝部で働きかながら、その活動を続けていた藤城清治にとって大きな転機となったのが雑誌「暮らしの手帳」での影絵物語の連載開始だった。
そのことについて藤城清治は「ぼくが昔、「暮らしの手帳」に影絵の連載をはじめたのも、編集長の花森安治さんが、ライニガーの影絵映画がすごく好きで、君なら、きっと出来るからやろうといたのがきっかけだった。」と書いている。
この連載は大きな評判を呼び、藤城清治の影絵作家としての評価を決定付けていくのだが、そのきっかけとなったのがロッテ・ライニガーの存在だったのだ。
●藤城清治
(via 【人物列伝】影絵師 藤城清治 氏 | Jukushin.com)
藤城 清治(ふじしろ せいじ、1924年4月17日 - )は日本の影絵作家。
キャラクター「ケロヨン」の原作者としても知られる。
東京府(東京都)出身・目黒区在住。
ケロヨンとは『木馬座アワー』のコーナー『カエルのぼうけん』の主人公であるカエルの着ぐるみ。
藤城のプロデュースによるキャラクター。放送開始当時は「ケロちゃん」という名前だった。
当時としては大人気になり、関連グッズがよく売れ、日本武道館でイベントも開催。「ケロヨーン」「バハハーイ」は流行語になった。
(via ケロヨン:やまだくんのせかい:So-netブログ)
カラフルで綺麗!
ロッテ・ライニガーさんや、藤城清治さんの作風を参考にして、2Dアニメの制作方法を研究してみよう。(=守破離)