浜村拓夫(・∀・)作品集

頭の中にあるイメージを表現できるデザイン力が欲しいです(><)

ビジネスでもっとも重要な資産は情報

最近ニュースでイスラエルの戦争が報道されています。

他の解決手段を選ばない連中の頭の中はどうなっているのでしょうか?

ユダヤ人の考え方を知るための一助として、ユダヤ人関係の本を読んでみます。

 

 

ブラックストーン・ウェイ

PEファンドの王者が語る投資のすべて – 2020/10/14

ティーブ・シュワルツマン (著)

 

この本は、自分にとってなかなか面白い本でした。

本書を読んで共感できた部分は、シュワルツマン氏が「情報が重要」と考えていることでした。

 

情報の重要性

(p.40)

 卒業の少し前に受けた就職面接で、目指しているものはなにかと質問された。わたしはありきたりな答えなどもちあわせていなかった。

電話交換機を目指しています。無数に入ってくる情報を選別して、世界中に送り返したいと思います」

 面接官は変人を見るような目でわたしを見たが、わたしはそうなりたいと確信していた。

 

(p.42)

 訪問先を辞すると、わたしは公衆電話に走って両親にすべてを話してきかせた。自分が人生でなにをなすべきかハリマンの助言をもらいにいってきたこと。心に決めたことならなんでもやれると言ってもらったこと。人は人生のどこかでの時点で自分が何者なのかを見きわめなければならない、とハリマンは言った。早ければ早いほどいい。そうすれば、他人が用意した見せかけの夢に惑わされることなく、自分にふさわしいチャンスを追求できるからだ。ただし、追いもとめる価値のある空想を現実にするには――情報がどんどん入ってくる電話交換機になるには金が必要だ。

 

(p.77)

 ジャックが金融を教わりに来ると、ものの一分でレジナルド・ジョーンズの見当がまったくはずれていないことがわかった。はずれどころか大当たりだ。ジャック・ウェルチが学びとるつもりになったが最後、脳に掃除機を直接つながれたように知っていることをなにもかも吸いだされてしまう。ジャックのような人にはあとにも先にも出会ったことがない。質問はとどまるところを知らず、矢つぎ早にくりだされる。ジャックは自分にとってまったく目新しいことでもひとつの考えとべつの考えとのつながりを瞬時につかんでしまう。ちょうどターザンがつるを一本も逃さずにものすごい速さで木から木へと飛びうつるように、ジャックはわたしが教えるより早く学んでいった。

 

 ジャックと親しくなりその仕事ぶりを目の当たりにすることで、ビジネスでもっとも重要な資産は情報ではないかという思いがますます深まった。知っている情報が多いほどさまざまな見方をしたり多くのことを結びつけて考えたりできるようになり、問題を予測することも可能になる。

 

情報には

①正しい情報:真実

②間違った情報:

の2種類があります。

(真実と嘘が混ざった状態も別に切り出すなら、③正しい情報と間違った情報が混ざった情報も挙げられますが、①+②の亜種として考えることにしておきます。)

 

意思決定の判断材料として有用なのは、①の正しい情報です。

裏返せば、②の間違った情報を見分ける目が必要です。

 

インターネットが普及して、今は誰でも情報の発信や収集が容易になりましたが、フェイクニュースも増えているので、真偽を検証できる能力が重要です。

 

ネイサン・メイアー・ロスチャイルド - Wikipedia

1815年のワーテルローの戦いは、ナポレオンが勝てばイギリスのコンソル公債は暴落し、イギリスが勝てば逆に高騰するだろうと言われていた。

ネイサンはロスチャイルド家の素早い情報伝達体制を駆使して、いち早くイギリス勝利の情報を掴んだ。ロスチャイルド家の優れた情報収集体制は金融界に知れ渡っていた為、みなネイサンの動向を注視していた。

そこでネイサンはまず公債を売った。それを見た他の投資家たちはイギリスの敗戦を確信し、一斉に売りに入った。公債が暴落したところでネイサンは急遽莫大な量の買いに入った。イギリスの勝利の報告が入ると公債は急騰し、ネイサンは莫大な利益を上げることに成功した。

これは「ネイサンの逆売り」として伝説化した(ただしこの伝説は後世の創作とする説もある)。

 

世の中知らなくて損していることっていっぱいありますね。

情報の洪水の中から真実を取り出す能力がない人は、無益徒労の人生になるでしょう。

 

教育の重要性

情報の真偽~物事の本質を見極める目を培うためには、教育が重要です。

シュワルツマン氏も、教育が重要だと考えているようでした。

 

(p.104)

M&Aをはじめるにはスウェット・エクイティ(技術や努力などの無形の資産)が必要だったが資本金はいらないし、企業としてほかにどんなサービスを提供するか考えるあいだ収入をもたらしてくれるはずだ。

 

スウェットエクイティとは? | 用語辞典

スウェットエクイティとは、会社を設立する際、金銭を出資する代わりに、創業者が自分の研究で得られた無形の資産、新技術や発明などの成果を提供して、ただ同然の価格で株式を取得し、会社を設立すること。

 

(p.12)

 わたしはペンシルベニア州フィラデルフィア中産階級が住む郊外の町で育ち、1950年代のアメリカの価値観――誠実さ、率直さ、勤勉さを身につけた。

 

 どうやってここまで来たのか。

 わたしは偉大な教師に恵まれてきた。両親には正直さ、良識、達成を重んじる価値観と、他者への思いやりの大切さを教わった。高校時代に陸上のコーチだったジャック・アームストロングのおかげで、苦しくでもへこたれない忍耐強さが身につき、準備や練習の力を実感した。起業家には欠かせない教えだ。高校時代の親友ボビー・ブライアントと陸上トラックを走ったことで、忠誠とはなにか、チームの一員であるとはどういうことかを学んだ。

 大学では勉学にはげみ、冒険を追いもとめ、学生全体のためになるプロジェクトを立ちあげた。人のことばに耳をかたむけ、相手が口に出さないときもなにを求めなにを必要としているのかに注意を払い、いざ難題にとり組むとなれば大胆不敵に行動することを学んだ。もっとも、自分が実業界に入るとは思っていなかった。経済学コースはとらなかったし、いまもそのままだ。証券会社のドナルドソン・ラフキン&ジェンレットに就職してウォール街で働きはじめたときも、証券がなにかさえ知らなかったし、数学の能力はお世辞にもよいとはいえない。弟たちはなにかにつけて驚きをあらわにした。「スティーブ、きみが? 金融業だって?」

 しかし、基礎的な経済学の知識がたりなかった分は、パターンを見いだして新しい解決策や枠組みを開発する能力と、自分のアイデアを実現する強い意志で補った。わたしにとって金融は、世の中について学び、人間関係を築き、重要な課題にとり組み、大望を果たすための手段となった。金融のおかげで、結果を左右するニ、三のことだけに主眼をおいて複雑な問題を単純化する能力にも磨きがかかった。

 

(p.298)

 わたしは教育が自分の人生に深い影響をあたえていることを常に意識してきた。引っ越しをして質の高いアビントンの学校に行っていなければ、イェール大学やハーバード・ビジネス・スクールには入学できなかっただろうし、その後の貴重な可能性も閉ざされていただろう。わたしができるだけ多くの人に人生の転機となるようなチャンスをあたえたいと情熱を注いでいるのはそのためだ。

 

(p.299)

 2009年には、感謝祭の少し前にクリスティーンといっしょにインナーシティ奨学金基金の支援を受けているニューヨークの学校を訪問した。カトリック系学校の驚異的なシステムについては、カトリックのクリスティーンから聞いていた。生徒の90パーセントはマイノリティで、70パーセントが貧困線以下の生活をし、98パーセントが大学に進学している。学校は充実した人生を送るための優れた学問的基盤と社会的・道徳的基礎を提供している。しかし、学校を見学しながらインナーシティ奨学金基金の事務局長スーザン・ジョージに話を聞くと、多くの生徒が中退しているという。親が失業し、授業料さえ払えなくなっているらしい。市内のカトリック系学校はどこも同じ状況だった。

 わたしはスーザンに、子どもを退学させることにしたすべての家族に連絡をとり、やめさせる必要はないと伝えてくれと話した。家族が授業料を払いきれない分はわたしが補填する。子どもがそんなふうに苦しむのは耐えられなかった。親も子もなまけていたわけではない。予期せぬ打撃をこうむっただけで、彼らのせいではない。これはわたしからのクリスマスプレゼントだ。

 

(p.302)

清華大学の起源はアメリカの気前のよい援助だ。1901年、中国は反西洋を掲げた「義和団の乱」の鎮圧に協力したアメリカに賠償金を支払うことに合意した。セオドア・ルーズベルト大統領は、賠償金の大半を資金にして、アメリカに留学する中国の学生に奨学金を支給することを主張した。留学の予備校としてつくられたのが清華学堂、現在の清華大学で、ほとんどの人が中国一の名門と考えている。

 

清華大学 - Wikipedia

清華大学(せいかだいがく、拼音: Qīnghuá Dàxué、英: Tsinghua University)は、北京市海淀区に所在する中華人民共和国副部級大学である。

義和団の乱を操縦した罰金という名目で列強が清国政府から繰り出した庚子賠款のうち、アメリカが返済した金を以て1909年にアメリカ留学の予備校が設立され、清の滅亡前年、1911年清華学校の名のもと新式学堂として出発した。

頤和園近く、南東に隣り合わせの北京大学と中国学術の双璧をなす。

 

 中国をだれよりも鋭い目で観察していたシンガポールリー・クアンユー前首相は、2015年3月に死去する直前、中国がいずれアメリカを追いぬき、アジアの覇権をにぎると思うかと問われ、きっぱりと答えた。「もちろんだ。当然だろう。アジア一を目指すからには、いずれ世界一を目指さないわけがない」。

 

 ハーバード大学政治学グレアム・アリソンは、西洋から東洋へ勢力を再分配するこのプロセスには罠があると警告している。アメリカが後退し中国が台頭するにつれ、両勢力とその関係国は、ここ何十年もつづいたバランスが崩れたことにより、ちょっとした誤解やわだかまりや反感から戦争という罠に陥りかねないという。紀元前五世紀、アテネの台頭がスパルタを脅かしたときにこれが起きた。そのため、アリソンはペロポネソス戦争に関する随一の歴史書を書いた霧者の歴史学者にちなんでこの罠を「トゥキディデスの罠」と呼ぶ。20世紀にドイツがヨーロッパの秩序を脅かし、二度の世界大戦を引き起こしたのもこれにあたる。中国とアメリカが、すでに起きている経済力の変化にともなって必ず起きる政治権力の変化に対処するために、協調し信頼しあえる道を見つけられなければまた同じことが起こるかもしれない。

 

トゥキュディデスの罠 - Wikipedia

トゥキュディデスの罠(トゥキュディデスのわな、Thucydides Trap)とは、古代アテナイの歴史家トゥキュディデスにちなむ言葉で、従来の覇権国家と台頭する新興国家が、戦争が不可避な状態にまで衝突する現象を指す。

アメリカ合衆国政治学者グレアム・アリソンが作った造語。

 

 

(p.304)

 セシル・ローズは23歳のとき、まだアフリカの鉱山で財をなしてはいなかったが、「人生における最高の善」は「国家に役立つ人間になることだ」と書いた。1902年にローズが死去すると、その遺言をもとに、大英帝国、旧植民地、ドイツから若者を募ってイギリスの大学に留学させ、「生活と習慣を身につけるために見識を広めさせ、帝国の結束を維持することがイギリスのみならず植民地にとっても利益になることを教える」ための奨学金プログラムが計画された。ローズの遺志はやがてオックスフォード大学のローズ奨学金制度となった。

 

ローズ奨学制度 - Wikipedia

ローズ奨学制度(ローズしょうがくせいど、英: Rhodes Scholarship)は世界最古の国際的なフェローシップ制度である。オックスフォード大学の大学院生に与えられる。

 

遺言では本来、イギリス帝国、アメリカ合衆国、ドイツの学生に奨学金を与えることになっていた。公式にはこの3ヶ国を選んだ理由は「3つの列強の相互理解が深まれば、戦争がなくなる」と考えたからとされている。

 

(p.304)

 中国に同じようなものをつくってはどうでしょう、と陳学長に提案した。世界中からえりすぐりの優秀な人材を募って清華大学でともに学んでもらうプログラムだ。奨学生は省庁や中国企業に出向して研修を受けることもできる。中国人と西洋人の教授のもとで学ぶことで文化間のつながりも発見しやすくなる。同期の奨学生たちにとってともにすごした時間は充実した経験となる。それぞれの国へもどり、やがて影響をあたえる立場になったときもお互いを理解しあえるし、大望も共有できるはずだ。友情と理性にもとづいて行動し、国々がトゥキディデスの罠に陥るような疑いや不信から行動することはない。陳学長はわたしの話に耳をかたむけた。学長は賛成したが、ひと言「相当な金がかかりそうだ」とつけくわえた。わたしは手はじめに1億ドルを約束し、残りも調達できると請けあった。こうして「シュワルツマン・スカラーズ」が誕生した。

 

シュワルツマン・スカラーズ - Wikipedia

シュワルツマン・スカラーズ (英語:Schwarzman Scholars、中国語: 苏世民学者)とは、米国最大手の投資ファンド・ブラックストーンの創業者であるスティーブン・シュワルツマン氏が約100億円の私費を投じ、2016年設立時点で各界からの300億円近い寄付金を加えて中国清華大学に設立した1年間の全額奨学制の国際関係学修士(Master's degree in Global Affairs)プログラムである。

世界最古の奨学制度であるオックスフォード大学のローズ奨学制度をモデルに設計され、毎年世界中から選ばれた150人から200人の学生清華大学内に建築されたシュワルツマン・カレッジ(英語:Schwarzman College、中国語:苏世民书院)に寄宿し、共同生活を行いつつ1年間学習生活を送る。

 

目的と歴史

プログラムは、中国及びその他地域との国際関係について理解を深めることで21世紀の地政学的情勢に対応できる将来のリーダーを育成することを目的としている。

これは政治、ビジネス、科学等の分野を選ばず、将来のリーダーが成功するためには国際社会における中国の役割を理解している必要があるというシュワルツマン氏の考えに基づいている。

また、50年間の間に1万人のスカラーを育成する計画で、各スカラーが卒業後の人生を通してシュワルツマン・スカラーズのネットワークを活用して世界平和と相互理解の推進を図ることを理想としている。

 

(p.347)

 ブラックストーンでだれかを管理職に昇進させるときは、必ずわたしから本人に直接ねぎらいのことばをかけ、新しい責任について話す。キャサリーンとの対話は、これまで多くの社員とおこなってきた対話の典型例だ。キャサリーンはまず、ブラックストーンの起業家精神はどのように維持しているかわたしに尋ねた。秘訣は、すばらしい人たちを見つけ、その人たちにその分野で超一流になる機会を与えることだ、とわたしは答えた。そして自分たちがおこなうすべてを一からつくりなおして改善することで切れ味をにぶらせないようにする。

 

(p.357)

 わたしは昔から、教育はよりよい生活へのパスポートだと信じてきた。よい教育には、どんな人にもよい影響をあたえる力がある。わたしたちはみんな、手わたされた知識をそのまま保存するだけでなく、それを発展させ、将来の世代のためにその妥当性や影響を改善する義務がある。高等教育、カトリック系学校、フィラデルフィアの母校、陸上競技のアスリートなど、わたしがこれまでおこなってきた貢献を通じて、高みを目指し、なんであれ卓越性を追求する姿勢が次世代そのまた次世代へと引き継がれていくことを願っている。

 

(p.364)

仕事や人生に役立つ25のルール

 

6.情報はビジネスにおいてもっとも重要な資産だ。知識が増えれば増えるほど、より多くの視点をもてるようになり、競合より先にパターンや異常を発見する可能性が高くなる。新しいインプットに対して常に心を開いておこう。これは人にも経験にも知識にも言える。

 

7.若いうちは、学べることが多くてしっかり研修させてもらえる仕事につこう。最初の仕事が基礎になる。立派そうに見えるという理由で就職するのはよくない。

 

9.どんな聡明な人でも、ひとりであらゆる問題を解決することはできない。しかし、頭のいい人が大勢で率直に話し合えば問題を解決できる

 

21.心配することは、能動的に心を解放する働きだ。適切な方向に向けられていれば、どんな状況でもマイナス面を明確にし、それを避ける行動につなげることができる。

 

22.失敗は、組織にとって最高の教師だ。失敗について率直かつ客観的に話そう。なにが悪かったのか分析しよう。意思決定や組織行動について新しいルールを学ぶことができる。しっかり評価すれば、失敗は組織のたどる方向を変え、将来的にさらなる成功につながる可能性を秘めている。

 

  • 情報が重要
  • 情報を選別する能力を培うためには、教育が重要

 

情報こそが最高の武器になることを知っている人は、情報を有効に活用できるのでしょう。

 

Amazonのレビュー

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R35LVS02PK0ETC

right time, right placeの原則

2020年11月30日に日本でレビュー済み


金融業界にいる人であれば非常に面白く読めると思う。

そうでない人でも米国の金融市場が成長するその渦中にいた人の記録を興味深く読める(細かい点は分からなくても)。

この本を読むとシュワルツマン氏自身の優秀さというよりも、「良い時代に良い場所」にいることの重要性を感じた。

この時期は金融ビジネスにいることが大きなリターンをもたらした時代である。

シュワルツマン氏と同等に優秀な人は他にもたくさんいただろうが、例えば製造業などにいればこれだけ莫大なリターンを生むことはできなかったはずだ。

2000年代で言えばIT産業がこれに該当するだろう。

本の中に多くの著名人と一緒に撮影された写真が載っている。

非常に興味深い。

結局人はお金を持っているところに群がるということだろう。

また有名人との写真を一所懸命のせる(その写真選択のプロセスを想像すると少々滑稽で面白い)という点でシュワルツマン氏は良い意味でも悪い意味でもなく極めて俗物な人物なんだろうと感じた。

 

迷わずGo North!【2022】 自身のポテンシャルを高める学生生活には北海道進学がBEST!!! | ユニヴプレス

スティーブ・ジョブズの名言に“right time, right place”(その時、その場所)がある。

人はその時に必要な環境があれば成長するとも解釈できる。

 

Steve Jobs - Wikiquote

Cringley: How does the Web affect the economy?

Jobs: We live in an information economy. The problem is that information's usually impossible to get, at least in the right place, at the right time.

 

Steve Jobs: A Wired Life -- The next insanely great thing | WIRED

The best way to think of the web is as a direct-to-customer distribution channel, whether it's for information or commerce. It bypasses all middlemen. And, it turns out, there are a lot of middlepersons in this society. And they generally tend to slow things down, muck things up and make things more expensive. The elimination of them is going to be profound.

 

私たちは今、インターネットを使うことができます。

インターネットで情報の流通を自由化して、情報の格差をなくしていくことが、すなわち教育の格差をなくしていくことの土台になるでしょう。

すべての人々に無償で教育機会を提供するためには、インターネットを活用した情報の提供が重要です。

 

 

ブラックストーンとは?

ja.wikipedia.org

 

ブラックストーン・グループ(The Blackstone Group、NYSE: BX)は、アメリカ合衆国に本拠を置く大手の投資ファンド運用会社である。

バイアウト・ファンドビジネスを中心に、オルタナティブ投資を主軸とする。

 

リーマン・ブラザーズを退職したピーター・G・ピーターソンとスティーブン・シュワルツマンによって1985年に設立された。

 

ブラックストーンの名称は、創設者の姓の一部から来る。ティーブ・シュワルツマンのSchwarzは、ドイツ語で「黒」(ブラック)、ピーター・G・ピーターソンのPeterはギリシャ語で「石」(ストーン)を意味し、ここから名付けられた。

 

 

www.blackstone.com

 

ブラックストーンの役割

ブラックストーンは、年金基金機関投資家、および個人投資家にサービスを提供する世界有数の投資会社です。投資家の皆様の資金を慎重に管理することで、長期的な価値を創造することが当社の使命です。当社は、プライベート・エクイティ、不動産、クレジット、ヘッジファンド、さらにはインフラ、ライフ・サイエンス、保険、セカンダリー・プライベート・エクイティ、グロース・エクイティといったオルタナティブ資産クラス全体への投資を行っています。そうした投資活動により、数多くの企業の成長に貢献し、地域経済を支えています。

 

「当社の実績は、最も貴重な資産である『人』があってこそです。私はよく、『金融に特許はない』と言います。私たちの成功は、投資家のために世界一になるという共通の使命感で結ばれた世界中のチームの才能に依存しているのです。」

STEPHEN A. SCHWARZMAN

会長兼CEO、共同創業者

 

 

ティーブン・アレン・シュワルツマンとは?

ja.wikipedia.org

 

ティーブン・アレン・シュワルツマン(Stephen Allen Schwarzman、1947年2月14日 - )は、アメリカ合衆国の実業家、投資家。世界的な投資ファンドであるブラックストーン・グループの共同創業者で同社の会長、最高経営責任者を務める。

 

ペンシルバニア州でリネン製品の店を営む中産階級ユダヤ人家庭に生まれる。

教育熱心な母により、治安の悪かったオックスフォード・サークルからハンティンドン・バレーへ引っ越す。

 

資産と慈善事業

純資産は2018年で推定134億米ドルで世界で117番目の大富豪であり、またフォーブスの世界で最も影響力のある人物の42位にランクインしている。エール大学の他、マサチューセッツ工科大学やオックスフォード大学にも巨額の献金を行っている。

2016年には自ら経済管理学院顧問委員会に名を連ねている中国清華大学にシュワルツマン・スカラーズを設立。私財の1億ドルに加え3億ドル近い寄付金を世界中から集め、次世代のリーダーを養成するためのローズ・スカラーシップをモデルとした国際関係修士プログラムを創設した。

 

シュワルツマン氏は教育に力を入れており、自分の名前を冠したプログラムを多数提供していました。

 

 

ユダヤ人の戦争観

イスラエルパレスチナを侵略して、パレスチナ人に対する武力鎮圧を容認しています。

(他人に騙されたくなければ、口先で言ってることだけでなく、実際にやっていることを見る必要があります。)

 

www.tokyo-np.co.jp

 

www.bbc.com

 

www.jiji.com

 

戦争のニュースを見ると、中東に生まれなくてラッキーだったと実感します。

イスラエルが戦争をしなくても済むようになるためには、他民族との共存共栄が必要でしょう。

 

米中の戦争を回避するために設置されたシュワルツマン・スカラーズのように、中東の人々がお互いの文化を理解する教育プログラムが必要なのではないでしょうか?

世界各地で戦争をやっている人々に和平をもたらす教育プログラムを検討してみたいと思います。