「Ableton Liveによるトラックメイキング」の第3章「Dubstepトラックの制作」を読んでみます。
「DUBSTEP」というジャンルは、どんな音楽なのでしょうか?
ダブステップとは?
ダブステップ(dubstep)は1999年にイギリスのロンドンで誕生した強くリバーブのかかったドラムを用いた2ステップの総称。
ダブステップってなんだ? クラブミュージックとEDMを楽しもう!
Dubstepはダブステップと読み2000時代前半にイギリスのロンドンで誕生したエレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種です。
非常に太いベース音と、リバーブのかかったドラムパターン、細切れにされたサンプル音、時折挿入されるボーカル等を特性とした音楽になっています。
ダブステップは、ロンドン発祥の音楽で、ドラム(太鼓)の音が特徴的、ということみたいです。
ダブステップ/ポスト・ダブステップトラックの音作り
(p.52)
ダブステップは2000年代前半にロンドンで2ステップやグライム、ドラムンベースから派生して生まれました。
ウォブルベースやサブベースと呼ばれる非常に太いべース音と、ハーフステップという夕メを効かせたビートメイキング、ディレイなどのエフェクト使いに特徴があります。
ダブステップの中にも、疾走感を求めシンセを多用するTECHス夕イルや、べースの動きを目立たせるためビートはスカスカにするDOPEス夕イルなど、多様なスタイルがあり、それは今も増え続けています。
近年、ダブステップをベースにした「ポスト・ダブステップ」と呼ばれるサウンドも登場しています。
本章では、こうしたポスト・ダブステップも意識したトラックメイキングをLiveで行う方法について解説していきます。
ビートメイキングについては、ス夕イルを特徴づけるハイハットの打ち込み方や、ハーフステップのノリを出すスネアやキックの打ち込み方や音色作りを解説。
そしてダブステップ最大の特徴であるサブべースという極低音のべースや、ウォブルベースを作る方法も紹介していきます。
これらのパートができたら、パッドや声ネタで展開を付けたリ、エフェクターで音のバランスを整えてミックスし、トラックを仕上げます。
その一連の作業を通してトラックメイキングのスキルを身に付けましよう。
Dubstep / Post Dubstepの代表作
(p.53)
Mata / Left Leg Out
ダブステップ初期から活躍するMalaの名作の1つ。
リズムにツヤとコクがあって、何度聴いても味わい深い。
Benga & Coki / Night
ショートバージョンのMVが有名な08年の大ヒット。
踊れる、素晴らしいリズムとメロディ。
Skrillex / Scarery Monsters And Nice Sprites
派手なドロップとわかりやすいポップでグラミー賞までたどり着いた、ブロステップの決定打。
James Blake / CMYK
ポスト・ダブステップの到来を告げるヒット曲。
ダブステップ経由のダークなシンガーソングライター。
Ramadanman / Don't Change For Me
Hessel Audioの主催者であるDavid Kennedyの変名プロジェクト。
繊細なトラックメイキングが完璧だ。
まとめ
ダブステップの代表作といわれる作品の中で知っていたのは、スクリレックスだけでした。
(スクリレックスは、HIKAKINもヒューマンビートボックスでカバーしてるので有名ですね?)
スクリレックスも最初聞いたときには、正直「小汚ねえ音だな~」ぐらいにしか思いませんでしたw
(ダンスミュージックの目的は、聞くことではなく踊ることなので、音が綺麗か汚いかはあまり重要ではなく、ビートが効いてるか?が大切なのでしょうか?)
このジャンルに関わることはないと思いますが、ドラムンベースの派生として、こういうサウンドもありなのかな?と思いました。
Ableton Liveによるトラックメイキング 基本から実践スキルまで
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