浜村拓夫(・∀・)作品集

頭の中にあるイメージを表現できるデザイン力が欲しいです(><)

Ableton Liveによるトラックメイキング

Ableton Live 9 Liteの使い方を学ぶために「Ableton Liveによるトラックメイキング」という本を読んでみました。

最初にDTMの基礎知識も説明してあるので分かりやすいと思いました。

 

Ableton Liveによるトラックメイキング 基本から実践スキルまで

Ableton Liveによるトラックメイキング 基本から実践スキルまで

  • 作者: 齊藤義典,横川理彦,KABEYAM,竹内一弘,Koyas,NAO,山道晃
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2017/03/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目次

イントロダクション

SoundCloud利用案内・注意事項

tofubeatsインタビュー

トラックメイカー/ライター・プロフィール

 

Chapter.1 DTMの基礎知識

 PART 1. DTMを始める前に
 PART 2. DAWを使った音楽制作の流れ
 PART 3. DTMに必要な機材およびソフトは?
 PART 4. エフェクターとミキサーの基礎知識
 COLUMN 各種サイトの利用

 

Chapter.2 Ableton Liveの基礎

 PART 1. インターフェース解説
 PART 2. クリップを使いこなす
 PART 3. デバイスとは?
 PART 4. トラックの録音と編集の基礎
 PART 5. アレンジメントビューでのお役立ち機能
 COLUMN クリップを移動するとエンベロープも動いてしまう

 

Chapter.3 Dubstepトラックの制作   DUBSTEP / POST DUBSTEP

 ABOUT DUBSTEP
 PART 1. リズム音を選び、BPM140でビートを作る
 PART 2. サブべース&音程のあるバスドラ
 PART 3. ウォブルべースの作リ方
 PART 4. パッドやシーケンスで雰囲気を作る
 PART 5. 思い切り派手なドロップの作り方
 PART 6. ボーカルを魅力的に加工する方法
 PART 7. Post Dubstepのリズムとサウンド
 COLUMN Minimal DubやRoots Dubに使える音色やエフェクト

 

Chapter.4 Hip Hopトラックの制作   HIP HOP / TRAP

 ABOUT HIP HOP / TRAP
 PART 1. ヒップホップのビートメイキング
 PART 2. べースとウワネ夕を足す
 PART 3. MIDIデー夕を効率的に利用する
 PART 4. シーケンスを組む
 PART 5. ミックス作業Part1 エフェクターについて
 PART 6. ミックス作業Part2 トラックのグループ化とセンドリターンの使い方
 PART 7. 2ミックスファイルの書き出しとマスタリング
 COLUMN 既成曲からDeep HouseやR&B、Nu Jazzのコードワークを作る

 

Chapter.5 Electronicaトラックの制作   ELECTRONICA

 ABOUT ELECTRONICA
 PART 1. 土台となるドラムトラックを固める
 PART 2. アディショナルドラム&パー力ッション
 PART 3. 複雑なべースラインを半自動演奏させるテクニック
 PART 4. メロディは個性的なサウンドを目指そう
 PART 5. ポップスとはちょっと違うコードの使い方
 PART 6. DAWの整理整頓とルーティングの基礎
 PART 7. ミックスのポイント~音圧上げ
 COLUMN マイクロスコピックサウンドやClick Houseの音作り

 

Chapter.6 EDMトラックの制作   EDM

 ABOUT EDM
 PART 1. シンプルながらパワフルなビートメイキング
 PART 2. トラック成功の鍵を握るべースライン
 PART 3. シンセのコードバッキング
 PART 4. EDMの定番サイドチェインコンプレッサー
 PART 5. ストリングスパートとSE
 PART 6. ボーカルでリミックス的に遊ぼう
 PART 7. 目標を定めてミックス~音圧上げ
 COLUMN Deep House、Nu jazz、Detroit Technoのハーモニーを作る

 

Chapter.7 Technoトラックの制作   TECHNO / TECH HOUSE

 ABOUT TECHNO / TECH HOUSE
 PART 1. トラックを作る手がかり=テクスチャー
 PART 2. Roland TR-909を使ったビートメイキング
 PART 3. Operatorでべースを作る
 PART 4. Simplerを使ってウワモノを作ろう
 PART 5. テックな感じを出すシンセ&エフェクト術
 PART 6. 音の引き算・足し算で考える!展開の付け方
 PART 7. ミックスダウンしてしてトラックを仕上げる
 COLUMN Beat RepeatでAutechreやOvalのグリッチサウンドを作る
 COLUMN エンベロープだけコピーしたいのに波形もコピーされてしまう
     Liveセットを共有したらサンプルが不足していて再生できない
     数日前にスケッチとして制作したLiveセットが見つからない

 

出版社

www.graphicsha.co.jp

 

(ページサンプル)

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著者

齊藤 義典

日本大学芸術学部音楽学科情報音楽コース卒業。

TRI-FORCE、OCOTT名義で楽曲をリリース。

電子音楽教室「TACMI.ST」を運営中。

http://tacmi.st/

 

横川 理彦

4-D、After Dinner、P-Model、Metrofarceなどを経て現在ソロ。

生楽器とコンピュータを併用してライブ活動中。

即興演奏やDAWについてのワークショップも多数。

 

美学校講師

http://bigakko.jp/

マニュアル・オブ・エラーズ・アーチスツ所属

http://www.manuera.com/

Cycleレーべル主宰

https://twitter.com/cycle_label

 

KABEYAM

ビートメイカーデュオCONFLICTをSHIROと結成。

2011年、自主レーべル「BEATBAKAYALOW」を設立。

2013年、ソロプロジェクトKABEYAMの活動を開始。

http://beatbakayalow.com/

 

竹内 一弘

2010年にウェアラバウツ・レコーズを立ち上げ国内外のアーティストを発掘。

音楽関連の著書多数。

http://mastering.whereabouts-records.com/

 

エレクトロニック・ミュージック・クリエイターのための作曲アイデアと表現テクニック(CD付)

エレクトロニック・ミュージック・クリエイターのための作曲アイデアと表現テクニック(CD付)

 

 

エレクトロニック・ミュージシャンが知っておくべきミックス&サウンドメイクの手法

エレクトロニック・ミュージシャンが知っておくべきミックス&サウンドメイクの手法

 

 

Koyas

アーティスト/レーべルpsymatics主宰/Ableton認定トレーナー/Ableton Meetup Tokyoオーガナイザー。

DJ Yogurt、CD HATAと共に数々の作品をリリースし、Fuji Rock Festivalをはじめとする様々なフェスにも出演している。

http://koyaspro.com/

http://psymatics.net/

https://twitter.com/koyaspro

 

NAO

Ableton Live + Pushで遊んでます。

Ableton Liveに関する情報やTips、DTM自作関連の情報を配信

http://www.h-style.net/

https://twitter.com/h_style_net

 

山道 晃

a.k.a Montage (laptop/guitar)

MONTAGE is a breakbeat jazz/electronica outfit by Mitch(Akira Yamamichi) .

https://soundcloud.com/montage-5

 

Topography I - V (Sand Dust / Limestone Cave / Dead Mine / Crystal Frequency / Magnetic Field)

Topography I - V (Sand Dust / Limestone Cave / Dead Mine / Crystal Frequency / Magnetic Field)

 

 

 

Ableton Liveを活用しているスペシャルなライター陣ですね!

 

書評

第2章の「Ableton Liveの基礎知識」がとても参考になりました。

セッションビューは直感操作でも使えましたが、アレンジメントビューは直感操作は厳しかったので、本書の説明が役立ちました。

 

hamamuratakuo.hatenablog.com

 

ただ、本書の想定読者層は、EDMなどエレクトロ/テクノ音楽を作る人みたいで、あまり自分には当てはまらないかも?

自分の使い方だと、短いBGMやジングル音を作りたいだけなので、Ableton Liveの機能を100%活用するのは難しいかもしれません。

 

hamamuratakuo.hatenablog.com

ちょっとしたジングル音やBGMを作るには、Ableton Liveはオーバースペックかも。

 

Ableton Liveは、

  1. ループ(音の素材)を作る
  2. ループを組み合わせて曲を作る

という作業フローなので、ループを試行錯誤して作るのには向いていると思いました。

 

自分でループのライブラリー(ネタ帳)を作って、必要に応じて組み合わせて使えば、時間短縮に役立ちそうです。

コード進行をランダムに選べるDeckカードと合わせて使えば、いろんな曲調を手軽に用意できると思いました。

 

 

本書を参考にして、Ableton Liveの基本的な操作方法をマスターしておきたいです。