吉本新喜劇のオープニングテーマソングは、てっきり吉本の曲だと思ってたけど、オリジナルがあった!
ホンワカパッパは吉本新喜劇のテーマ
Somebody Stole My Gal
詳細は、下記のブログで紹介されてた。
吉本新喜劇といえば、「ホンワカパッパ ホンワカパッパ♪」と若干間の抜けたユーモラスなテーマ曲の存在が欠かせない。
原曲の洋楽は?『Somebody Stole My Gal』
吉本新喜劇テーマ曲の原曲として知られる洋楽『Somebody Stole My Gal』(サンバディ・ストール・マイ・ギャル)は、レオ・ウッド(Leo Wood/1882-1929)が1918年に作曲したアメリカのポピュラーソング。
タイトルの日本語訳は「誰かがあの娘を奪っていった」。歌詞の内容はタイトルどおりの失恋ソングだが、曲調は明るく悲壮感などはまったく感じられないコミックソング的な軽快さを持っている。
コミカルな曲調だけど、実は失恋ソングだったのか!?(二度ビックリw)
吉本新喜劇テーマ曲として今日耳にするアレンジ盤は、トロンボーン奏者ピー・ウィー・ハント(Pee Wee Hunt)によるデキシーランドジャズ・スタイルの楽曲が用いられている。
ピー・ウィー ハント Pee Wee Hunt 1907.5.10 - 1979.6.22
米国のジャズ演奏家。
オハイオ州ヘルシー生まれ。
ハイスクール卒業後、コロンバスに移住し、オハイオ州立大学で学ぶ。その後、シンシナティ音楽院で学び、ローカル・バンドに参加し、ジーン・ゴールドケット楽団を経て、1927年「プラ・モー・ボールルーム」に出演。’29年からはカサ・ロマ楽団に在籍。’43年ディスクジョッキーを務め、マーチャント・マリンでも演奏する。’46年LAで自己のバンドを結成した。
吉本新喜劇のテーマソングはピー・ウィー・ハントによるアレンジ版とのことだが、原曲はさらに別にあるという。
YouTubeを検索したら、ベニー・グッドマンによる演奏があった。
よく聞けば似ている部分もあるが、知らずに聞けばとても同じ曲とは思えない演奏だ。
という違いらしい。
12番街のラグ
関連動画には、どこかで聞いたことがあるような曲もあった。
12番街のラグ Twelfth Street Rag は1914年にユーディ・L・ボウマン(Euday L. Bowman)が作曲したラグタイム曲。
ラグタイム (ragtime) は、1897年から1918年(第一次大戦前後)にかけて集中的に、アメリカを中心としつつ世界的に流行した、音楽ジャンルである。
19世紀後半頃から、アフロ・アメリカン(おもに黒人)のミュージシャンが、主にピアノ演奏を中心に自らのルーツ音楽を基本とするシンコペーションを多用した(右手の)メロディーと、マーチに起因する(左手の)伴奏を癒合させた独特の演奏スタイルを編み出してゆき、これが従来のクラシック音楽のリズムとは違う「遅い・ずれた」リズムと思われたことから「ragged-time」略して「ragtime」と呼ばれるようになった、といわれている。
「12番街のラグ」も、ピー・ウィー・ハントのアレンジとは別に、オリジナルのピアノ演奏版があった。
12番街のラグは、まあまあオリジナルの雰囲気を残しているかんじに思えた。
→トランペットの部分がどうしても「ホンワカパッパ♪」に聞こえてしまうw
- 吉本新喜劇のテーマソング(ホンワカパッパ)には、オリジナルがあった。
- コミカルだけど、本来は失恋ソングだった。
今まで知らなかった新事実が明らかになったが、作曲者ご本人もまさかこんな形で日本人に親しまれているとは、想像もしていなかっただろうw