パソコンでイラストを描くとき、ペンタブレットがあると便利です。
普通のペンタブレットでも絵は描けますが、液晶のペンタブレットで描けば見たままに描けます。
WYSIWYG(アクロニム: ウィジウィグ)とは、コンピュータのユーザインタフェースに関する用語で、ディスプレイに現れるものと処理内容(特に印刷結果)が一致するように表現する技術。
What You See Is What You Get(見たままが得られる)の頭文字をとったものであり、「is」を外したWYSWYG(ウィズウィグ)と呼ばれることもある。
Amazonを見て検討してみたら、入門用の安価な液晶ペンタブレットがありました。

XP-Pen液晶ペンタブレットXP-Pen Artist12 は、色鉛筆、シャープペンと同じような 六角スタイラスペンを採用しているため、デジタルイラストが一般の描画感覚に近い感覚になります。
- 出版社/メーカー: XP-Pen
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XP-Pen Artist12 11.6インチ液晶ペンタブレットは、P06六角スタイラスペンで、入学・卒業・誕生日などの様々なお祝いなどのプレゼントにも最適です。
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XP-Pen Artist12
XP-Penは、中国系の企業のようです。
(XP-PenのWebサイトのHTMLソースを見ると、中国語のコメントがありました。)
2005年、私たちXP-Penは日本において設立されグラフィックタブレットの研究開発への取り組みを始めました。
2008年には台湾支社を設立し、タブレット技術において大きな進歩を遂げることができました。
その後、2013年に米国カリフォルニア州にXP-Penテクノロジーを設立することにより北米及びヨーロッパ市場へその翼を広げるに至りました。
私たちは環境との親和という目標のもと、バッテリーフリーのスタイラスペン開発に成功しました。
また、2015年には中国深圳に最新のオフィスを設立しました。
そして2017年、日本オフィスを設立しアジア市場の拡大に取り組んでおります。
HUION、XP-PEN、Ugeeは中国製品です。
この3社は台湾のUC-Logicのから技術提供を受けています。
パソコンとの接続方法
XP-Pen Artist12は、パソコンと接続して使います。
XP-Pen Artist12とパソコンは、
- USBポート
- HDMIポート
の2ヶ所で接続します。
HDMIポート
HDMI(エイチ-ディー-エム-アイ)とは、主にテレビとハードディスクレコーダー、ゲーム機などの間を接続する際に用いられる、映像や音声などを1本のケーブルにまとめて送ることのできる通信規格の一種である。
High-Definition Multimedia Interface(高精細度マルチメディアインターフェース)の略で、映像や音声などをデジタル信号で伝送する通信インタフェースの標準規格であり、Silicon Image、ソニー、東芝、トムソン、パナソニック、日立製作所、フィリップスの7社が共同で規格を策定した。
パソコン側にHDMIポートがない場合は、ポート変換アダプターを利用して、接続することもできます。
ディスプレイポート
DisplayPort(ディスプレイポート)は、液晶ディスプレイなどのデジタル・ディスプレイ装置の為に設計された映像出力インタフェースの規格である。
DVIの後継を狙った規格であり、標準化団体であるVESAによって策定された。二次的な仕様ではあるが音声信号や汎用データの転送も可能である。
音声信号伝送に関してはオプションである為、機器によって対応/非対応のものがある。

ICZI DisplayPort オス → HDMI メス 変換アダプタ最大解像度 1920×1080サポート 金メッキコネクター搭載 ホワイト HDMI 変換ケーブル (ブラック)
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商品レビュー
XP-Pen Artist12を実際に使ってみた感想が紹介されていました。
描画能力は非常に高く感じた。ペン筆圧8192レベルという仕様数値だけではなく、最新の六角形デザインのペンの描き心地の良さやペン先沈み込みの浅さなどで非常に自然な描き味を実現している。
ディスプレイ表示能力は正直いまいち。多くのユーザーが感じているようにそれほど優秀とは言えない。色表現の正確さや精細さは仕様数値を見ても性能が少し低い。
ただ、価格27,500円という安さを忘れてはいけない。筆圧8192レベルペン、フルHDディスプレイを搭載しながらこの価格帯を実現しているのは素晴らしい。ユーザーにとってはうれしいポイント。ディスプレイ表示能力に関しては正当なトレードオフといえそうだ。
価格帯、ディスプレイサイズの小ささなどを考えても対象としているのは初めて液タブを購入する初心者ユーザーだ。実際に使ってみて描画能力の高さを実感できた。
液晶ペンタブレットと言えば、ワコムなどの高性能な製品を連想しますが、本格的な使い方ではなくちょっとしたイラストを描くだけなら、エントリークラスの製品でも良いかもしれませんね?
【追記】2019/03/24 ↓
Apple iPad(第6世代)+Apple Pencil(または互換品)
XP-Pen Artist12はAmazonだと27500円(税込)で売られていましたが、Apple Pencilが使えるiPad(第6世代)は、一番安いモデルだと37800円(税別)で売られています。
プロのイラストレーター用途ではなく、お絵描き程度でも良いなら、プラス1万円出せば、液晶ペンタブレットの代わりにApple iPad(第6世代)を使うという選択肢もあるかと思います。
(Androidのタブレットでも、お絵描きができるものもあります。)
Apple Pencil(第1世代)は、Apple純正品だと10800円(税別)ですが、互換性のある安いスタイラスペンもあるようです。
作業場所
というかんじで、どっちが自分に向いているかは、使い方次第でしょうか?