Amazonの通販は便利ですが、欠点もあります。
Amazonの「混合在庫」という仕組みを利用して、偽物や詐欺が横行しているらしいので、注意が必要です。
Amazonの詐欺
- Amazonでエプソンの製品を購入。
- エプソンのキャッシュバックキャンペーンに応募したら、すでにキャッシュバック済みだった。
- メーカーからエンドユーザーに届くまでの流通経路で、何者かが勝手にキャッシュバックキャンペーンを利用していた。
Amazonの偽物
アマゾンのFBAでは、商品名とバーコード(13桁のJANコード)があれば、混在在庫という商品の管理がデフォルトでなされている。
アマゾンにニセモノを混入させる悪徳事業者
アマゾンに入庫する際に、悪意ある事業者が、似ている商品を入庫するのは、いともカンタンなのだ。商品名とバーコードさえ一致させればいいだけだ。アマゾンはFBAプログラムにおいて、商品ごと検品するという機能はもっていない。
上記いずれのケースでも、メーカーやAmazonが悪さをしているわけではありません。
Amazonの「混合在庫」という仕組みに着目した悪徳業者が、儲けているのです。
(このような巧みな手口を考えるだけの頭脳があるなら、もっと他の正業で稼げばいいのにね?)
Amazonの混合在庫とは?
ラベルなしの混合在庫商品 - Amazon Seller Central
混合在庫の例
出品者の在庫からある商品が購入された場合、Amazon は、その出品者の在庫とその他の出品者の在庫を物理的には区別しません。
これにより、Amazon は購入者からの注文をより効率よく処理することができます。
例えば、出品者Aが新品のiPod をUPC 8590905343 で販売し、出品者Bが新品のiPod を同じUPC で販売している場合、購入者が出品者AからiPodを注文しても、Amazonはフルフィルメント センター内において、混在する在庫から購入者に最も効率よく出荷できる在庫をピックアップしてiPodを受注処理します。
ただし、出品者Aの販売可能な在庫から商品数を差し引くので、受注した出品者Aは常に自分の在庫が最新情報に更新されていることを確認することができます。
Amazonの代行販売(FBA:Fulfillment By Amazon)の仕組みが上記のように説明されています。
AmazonではJANコード(商品識別コード)が同じなら、A社の在庫もB社の在庫も同じ商品として扱います。
客がA社の商品(正規品)を買うつもりで注文しても、Amazonの倉庫内でB社の商品がピックアップされて発送されたら、客の手元に届くのはB社の商品(偽物)になります。
Amazonの代行販売では、「混合在庫」という仕組みで在庫管理されており、この仕組みが悪用されると、キャッシュバックキャンペーンが使えなかったり、正規品ではない偽物をつかまされる、という事態が発生します。
上記の報告は、その事例ですね。
Amazonを使う場合は、
- 商品の発送元に代行販売(FBA)が入っていないことを確認
- FBAが設定されている場合は、各業者の評価を確認
しておいた方が無難だと思います。
混合在庫の危険性がない通販サービス
キャッシュバックキャンペーンをやっている製品を通販で買う場合は、Amazonではなく他の安全な店で買った方が無難かも?と思います。
ヨドバシはブラック批判があったから、いまいち使う気になれないですね?
とりあえず、ビックカメラとかでいいかな?
最近、はてな匿名で労働に関する告発が多いけど、ヨドバシの配送部門もヤバい。
ヨドバシエクストリーム便をやってるが、都内だと注文後、翌日の午前中に届ける事になっている。しかも送料無料。
一時期、2chで「Amazonより神」「ヨドバシ使うわ」なんて持て囃されてきたけど、はっきり言って中の人はもう限界だよ
配送員はギリギリ足りてるが、とにかく荷物がこの1年で異様に増えた。
それを午前中に届けろって無茶ぶり過ぎる。
ヨドバシの上の方、お願いだから人員増やすか、午前中にお届けは見直して下さい。
お客さんの怒りがハンパ無いです。

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