浜村拓夫(・∀・)作品集

頭の中にあるイメージを表現できるデザイン力が欲しいです(><)

ChatGPTにイラストのレタッチ方法を質問してみた

最近話題のChatGPTをいろいろ試してみて、よくできたAIだなーと思いました。

 

ja.wikipedia.org

 

ChatGPT(チャットジーピーティー、Chat Generative Pre-trained Transformer)は、OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボット。

原語のGenerative Pre-trained Transformerとは、「生成可能な事前学習済み変換器」という意味である。

教師あり学習強化学習の両方の手法で転移学習されている。

 

Photoshopでイラストをレタッチしたらうまく色を調整できなかったのでChatGPTに質問してみました。

 

ChatGPTにイラストのレタッチ方法を質問してみた

 

ChatGPTへの質問

紙のイラストをスキャンして印刷したら色が薄かったので、Photoshopで補正して元のイラストと同じような色で印刷するにはどうすればいいでしょうか?

Photoshopで色を補正する操作方法を教えてください。

 

ChatGPTからの回答

Photoshopでイラストの色を補正するには、次の手順に従います。

 

1. 画像を開く:Photoshopを開き、色を補正したい画像を開きます。

 

2. カラーモードを確認する:画像のカラーモードを確認します。

 印刷する場合は、CMYKモードを使用することをお勧めします。

 

3. レベルの調整:「レベル」調整レイヤーを追加します。

 このレイヤーを使用して、画像の明るさとコントラストを調整できます。

 レイヤー>新規調整レイヤー>レベルを選択し、ダイアログボックスで調整を行います。

 

4. カラーバランスの調整:「カラーバランス」調整レイヤーを追加します。

 このレイヤーを使用して、画像の色相、彩度、明るさを調整できます。

 レイヤー>新規調整レイヤー>カラーバランスを選択し、ダイアログボックスで調整を行います。

 

5. レイヤーを統合する:調整が完了したら、レイヤーを統合します。

 レイヤー>すべてのレイヤーを統合するを選択します。

 

6. 印刷する:最後に、印刷の準備を整えます。

 印刷する前に、印刷設定を確認してください。

 

以上の手順で、イラストの色を補正して、元のイラストと同じような色で印刷することができます。

 

人間による検証

ChatGPTは、Photoshop

の機能を使って編集する方法を提案してきました。

まあ、この方法でも間違いではありません。

 

実際には、原画をスキャンし直して、レタッチの出発点となるデジタルデータ自体を修正しました。

さらにPhotoshopで、トーンカーブの機能を使い、色の入力と出力の比率を調整して、原画の色の濃さに近付けました。

何回か色の濃さを調整したら、元のイラストと印刷がほぼ同じの色の濃さになりました。

 

ChatGPTの活用

現時点では、ChatGPTが必ずしも正しい答を出すとは限らないことが分かっています。

なので、参考程度にして使うのがベストでしょう。

しかし、作業に行き詰ったときは、解決のヒントを得るのに役立つと思いました。

 

今回の事例でいえば、イラストのレタッチでChatGPTが提案した方法を基に試行錯誤してみて、それでダメなら人間がさらに改善案を出せばいいのです。

とっかかりが何もないところから始めるよりは、何か手がかりとなる地点からスタートした方が解決が早くなる場合もありますね。

 

ChatGPT Plusの価値

  • 2023年4月15日時点では、無料のChatGPTは「GPT-3.5」で一世代前の古いAIです。
  • 有料(月額20ドル)のChatGPT Plusは「GPT-4」で最新のAIとなっています。

 

しかし、ChatGPT Plusの利用者数が増えすぎたため、利用回数に制限が設けられました。

利用回数の上限が当初よりもどんどん減ってきて、当初は4時間に100回(1時間あたり25回)できた質問が、3月末には3時間に25回(1時間に8回)まで減らされてしまいました。

 

www.itmedia.co.jp

 

OpenAIがサーバーなどの設備を増強したら、回数の上限が増えるかもしれませんね。

 

とりあえず無料のChatGPT(GPT-3.5)をメインで使いつつ、回答の質に満足できなければスポットでChatGPT Plus(GPT-4)も併用してみるなどの工夫で、回数制限を回避すればいいでしょうか。

 

どうしても質問回数を増やしたい場合、課金で突破できます。OpenAIのアカウントを複数に増やして、それぞれで課金すれば回数を増やせます。投資した分を回収できる場合ならやってみる価値はありそうです。

自前で機材を用意してChatGPTと同等のAIを構築する場合はもっと費用がかかるので、ChatGPT Plusのアカウントを数個作って課金する程度なら安上がりといえるでしょう。

 

月額20ドルで有能な秘書を一人雇ったと思えば、ChatGPT Plusは格安ですね。

 

dempa-digital.com

 

個人的には、ChatGPTも利用しつつ、自前でチューンナップしたAIも用意して併用するのが良いと思いました。

 

gigazine.net

 

www.itmedia.co.jp

 

GPUがもっと安くならないかな~🤔