フィンランドのオンカロ処分場では、10万年後の人類にメッセージを伝える方法を検討しています。
フィンランド西スオミ州サタクンタ県の自治体エウラヨキのオルキルオト島にある放射性廃棄物処理施設(オンカロ)が廃棄物で満杯になる予定の100年後までの安全性確保と、安全レベル到達に10万年要し危険性を後世に伝える困難を描いたドキュメンタリー映画である。
オンカロでは、危険な廃棄物を埋めた場所に、看板などを立てて、「立入禁止」のメッセージを10万年間表示しないといけないそうです。
10万年も朽ち果てない頑丈な素材、画材なんてあるのかなー?

- 作者: マイケル・マドセン,西尾漠・澤井正子(解説)
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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●素材
エジプトのピラミッドみたいな石なら、数千年は持つでしょう。
耐火セラミック(陶磁器)に、文字や模様を刻み込んで保管すれば、戦争や天変地異があっても、乗り切れるかな?
●文字
10万年後の人類が、今の言葉や文字を理解できない場合、絵でメッセージを表現すればいいかな?
メッセージをイラストにして、文字無しのデザインも用意しておく必要があるでしょう。
一案として、
・セラミックの板
・文字無しで、絵でメッセージを表現
という形なら、長期間の保存に向いているかも。
セラミックの表面を、ガラスのような透明な素材でコーティングしたら、見栄えも良くなるかな?
みんなが大事にしてくれるように、芸術品としても成り立つ形に仕上げたいですね。
●新サービス
長期間の保存に耐える素材を開発できたら、オンカロ以外の用途でも、使い道がありそう。
タイムカプセルみたいなサービスが提供できるんじゃないだろうか?
→機会があれば、試作品を作ってみたいですw