ときどきエキセントリックなメタファーとして、ウンコを取り上げた話があります。
いかにも子どもが喜びそうなテーマのチョイスには、ややもすると安直なあざとさが透けて見えます。
排泄は人間のプリミティブな営みなので、完全に無視するのは難しいでしょう。
誰でも反応する、一定の訴求力を持った素材がウンコなのです。
下世話な笑いを狙ったウンコの取り上げ方はありがちですが、従来のウンコ話とは一線を画す、鋭い洞察を伴ったウンコの話がありました。
秀逸なウンコの話だったので、ここに記しておきます。
新人コピーライターが先輩に言われて衝撃を受けた話
— うえはらけいた|漫画家 (@ueharakeita) 2021年11月30日
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— うえはらけいた|漫画家 (@ueharakeita) 2021年11月30日
自分のウンコは普通なのに、他人のウンコは恐ろしく汚く見えます。
なぜか?
自他の区別に基づいた偏見は、誰にでもあるものですが、普段はあまりハッキリと認識できない場合もあります。
しかし、この偏見がとても分かりやすく理解できる事例の1つがウンコと。
この話に出てくるデザイナーのCさんの分析は鋭いと思いました。
自分や他人の作品をウンコに例えて考えてみたことがなかったので、斬新なものの見方、例え話であるように感じました。
機会があれば、マンガ作者のうえはらけいたさんの著作も読んでみたいです。