「Ableton Liveによるトラックメイキング」の第4章「Hip Hopトラックの制作」を読んでみます。
「HIP HOP」というジャンルは、どんな音楽なのでしょうか?
ヒップホップとは?
ヒップホップ (hip hop) は、1970年代のアメリカ合衆国ニューヨークのブロンクス区で、アフロ・アメリカンやカリビアン・アメリカン、ヒスパニック系の住民のコミュニティで行われていたブロックパーティから生まれた文化。
ヒップホップ・ミュージック(Hip Hop Music)は、ヒップホップ、ラップ・ミュージック、ヒップ-ホップ・ミュージックとも呼ばれる、ラップなどのリズミカルなミュージックからなる音楽のジャンルの一つである。または、そのリズム、セリフを同じ調子でリズミカルに繰り返すことを指す。
ヒップホップの文化の一つとして発達し、その中でも主にMC(ラップ)、DJ(スクラッチ)、ブレイクダンス、落書きの4つに分かれている。他にもサンプリング(または、シンセサイズ)やビートボックスなどがある。
ヒップホップは、ニューヨーク発祥の音楽で、同じ調子で繰り返す音楽が特徴的、ということみたいです。
ヒップホップ/トラップトラックの音作り
(p.70)
ヒップホップのトラックメイキングの特徴は、既存の曲のフレーズやビートをサンプリングして新しいトラックを作る、ドラムマシンでビートメイキングする、それをAKAIのMPCシリーズのようなサンプラー/シーケンサーで行うという点です。
そういったハードウェアを使うことが現在も続く一方で、DAWで一括して行うことも併行して発展しています。
本章では、こうした作業をLiveで行う方法について解説していきます。
ビートメイキングについては、MPCシリーズのようにブレイクビーツを分解して打ち込む方法、近年注目されているトラップのス夕イルについて解説します。
フレーズやメロディについては、サンプリング素材をエディット(編集)してループにする方法を解説します。
また、オーディオファイルからオリジナルのフレーズを作る方法や、リズムパ夕ーンのアクセントとしてボイスネ夕(声ネ夕)を使う方法についても紹介します。
これらのパートができたら、ヒップホップらしく展開させ、音のバランスを取り、エフェクターで調整してミックスダウンして仕上げます。
こうした一連の作業を、一つ一つ順にやってみましょう。
Hip Hop / Trapの代表作
(p.71)
トラックメイカーが選ぶHip Hop / Trapの代表作
TNGHT / TNGHT
Hudson MohawkeとLuniceによるユニット。
トラップをよりべースミュージック的な解釈で世に送り出した。
Lex Luger / The Tour,Vol.1
ベースの効いた現在のトラップミュージックの原型を築いた彼のインストアルバム。
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Gucci Mane / The Return Of East Atlanta Santa
アトランタを拠点とするラッパーの新作。
第一線で活躍するZaytovenなどの豪華プロデューサー陣に注目したい。
Asap Rocky / Long. Live. ASAP
ダークなイメージのあるトラップをよりメロディックに昇華したトラックが満載。
T.I. / Trap Muzik
2003年発売。
サウスヒップホップ名盤。
トラップの原型とも言える曲を多数収録。
日本のヒップホップ
ヒップホップの代表作といわれる作品の中で知っていたのは、1曲もありませんでしたwww
英語のヒップホップは基本聞きませんが、日本語のヒップホップなら少し聞いたことがある程度でした。
日本のヒップホップ・ミュージシャン一覧 - Wikipedia
など。
ポエトリーリーディング
ヒップホップ/ラップの派生で、ポエトリーリーディングというジャンルがあります。
ポエトリーリーディング (poetry reading) は、主に詩人が自作の詩を読み上げることを指すが、広義には詩を朗読するアート形態そのものをさす。
ラップミュージックにのせて詩を読んだり、ビートボックスとコラボレーションして詩を読んだりという形態もある。
不可思議/wonderboy「Pellicule」
まとめ
ヒップホップは形式が自由で、一番なじみやすい気がしました。
ポエトリーリーディングはやってみたいジャンルです。
自分で作詞作曲できたらいいなー。
Ableton Liveによるトラックメイキング 基本から実践スキルまで
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