iOSアプリの作り方を学ぶために、Swiftの入門書を一通り読み終えました。
1巡目を読み終えたところで、理解できた所と、理解できなかった所が明確になりました。
2巡目以降は、理解できなかった所を調べて、不明点を解消していきます。
1巡目で出てきた素朴な疑問について、調べたのでメモ。
●プレフィックスの命名則
前回は、iOS SDKの命名則(Apple式のハンガリアン記法)について調べました。
「NS~」から始まるクラス(NSMutableArray、NSDictionaryなど)は、Foundationフレームワークが提供するクラス
「UI~」から始まるクラス(UIViewControllerなど)は、UIKitフレームワークが提供するクラス
●プレフィックス「NS」のクラス
「NS~」から始まるクラスは、Foundationフレームワークが提供するクラスです。
「iOSテクノロジーの概要」(p.62)
https://developer.apple.com/jp/documentation/iOSTechOverview.pdf
変数名 Foundation.framework
最初のリリース 2.0
プレフィックス NS
解説 文字列、コレクション、およびその他の下位レベルデータ型を管理するためのインターフェイスが含まれています。
Foundationフレームワークのクラス階層の図がありました。
Foundationフレームワークの解説記事がありました。
●プレフィックス「UI」のクラス
「UI~」から始まるクラスは、UIKitフレームワークが提供するクラスです。
「iOSテクノロジーの概要」(p.67)
https://developer.apple.com/jp/documentation/iOSTechOverview.pdf
変数名 UIKit.framework
最初のリリース 2.0
プレフィックス UI
UIKitフレームワークのクラス階層の図がありました。
上記の図は、2012年に紹介されていたので、もしも追加や修正がなされていると、現在は少し違う形になっているかもしれません。
iOSアプリ開発時によく目にする「NS」や「UI」が付いたクラスについて調べるとき、上記のチートシート(早見表)が役立ちそうです。
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