仕事の生産性を改善するための方策を検討&調査していたら、PDCAやWBSの実践に適した手帳が紹介されていました。
・A5サイズ
・5mm罫線の方眼紙
↓↓↓
・スタロジー「エディターズシリーズ 365デイズノート(A5)」
・コクヨ「キャンパスノート(方眼罫)3号(A5)」
Amazonでも売っていましたが、近所の店で買いました。
●選択の基準
実店舗に置いてある実物を見て、サイズを確認してから買いました。
・ニトムズ 365Days Note B6サイズ
→ A5サイズ(148×210mm)ではなく、一回り小さいB6サイズ(128×182mm)をチョイス。
A5だと、机の上で広げたときに場所を取って、ちょっと邪魔かな?と思いました。
机の上にいろいろ本や資料を広げる人は、小さいB6サイズがいいかも?
他に何も置かないような人なら、書ける面積が大きいA5やB5でもいいかも?
・コクヨ A5 5mm方眼罫ノート 40枚
→ 分厚い80枚(160ページ)ではなく、半分の40枚(80ページ)をチョイス。
コクヨは80枚でも良かったのですが、店にあったのが40枚のタイプだったので、とりあえず40枚にしてみました。
●365デイズノート
365デイズノートは、方眼紙の日記です。
1日の中で「PDCAサイクル」を回すのに使います。
各ページの左側に時刻の数字が印刷されており、時間割表をサッと書けるので、時間の使い方を改善するのに便利な手帳です。
A5サイズの365デイズノートは、0から24までの数字が振ってあります。
B6サイズの365デイズノートは、7から23までの数字が振ってあります。
まあ、7時~23時のスケジュールが管理できれば十分ですね。
●カレンダーシール
365デイズノートにはオプションパーツとして、カレンダーシールも用意されていました。
日付欄が書き込み式で、スケジュールの開始日を自由に設定できるカレンダーです。 裏面全体に再はく離可能なのりがついているシールタイプなので、ぴったりと貼れてひらひらすることがなく、後できれいにはがすことができます。ノートやファイルなどお気に入りの文房具にスケジュール機能をつけたり、STALOGY 365Days Notebookに貼れば、1年の予定管理にも役立ちます。
カレンダーシールには、Mサイズ(大)とSサイズ(小)の2サイズが用意されています。
・Mサイズ:115×160mm
・Sサイズ:90×137mm
B6サイズ(128×182mm)にピッタリのMサイズをチョイスしてみました。
貼ったかんじは、ポストイットみたいなシールで、貼り直しができる程度に弱い粘着力でした。
ノートを何度も開閉すると、ページの「のど」側(冊子を綴じている場所)が曲がるため、カレンダーシールの接着面がだんだん浮いてきて、はがれ気味になります。
シール全体がベローンとはがれるわけではないので、実用上問題はありませんが、ちょっと気になりました。
→シールの粘着力が弱いなら、小さいSサイズにしておいても良かったかも?
(=紙が曲がる部分を避けた位置に、小さいサイズのカレンダーシールを貼ればOK)
カレンダーシールには、その日1日の点数を付けています。
=PDCAサイクルの達成率を、100点満点で採点して、点数を付ける。
=作業の効率が数値によって可視化される。
いちいち手で書かなくても、月間カレンダーを任意の場所に入れられるので、ニトムズのカレンダーシールは便利です。
●コクヨ A5方眼紙ノート
コクヨ A5方眼紙ノートは、
・プロジェクトのWBS(作業分解図)
・ペーパープロトタイプ(紙上の試作品)
・データベースのテーブル定義表
等を作るのに使ってみました。
・Work Breakdown Structure - Wikipedia
Work Breakdown Structure(WBS)とは、プロジェクトマネジメントで計画を立てる際に用いられる手法の一つで、プロジェクト全体を細かい作業に分割した構成図。
「作業分割構成」「作業分解図」などとも呼ばれる。
プロジェクトを理解し管理する上でプロジェクトの各工程を各担当者の作業レベルまで展開し木構造にまとめたものである。
どのレベルまで展開するかはプロジェクトの全メンバーが作業内容を「具体的になにをする」と理解出来るレベルまでに分解するのが理想であるが、最低でも作業担当者とプロジェクト管理者の理解が得られるレベルまでは必要である。
「タスクばらし」とは、読んで字のごとく、仕事をタスクにバラすことである。仕事に取り掛かる前に、その仕事の要素を分解し、どのように進めるか道筋を立てることで、どれくらい時間がかかるか、リスクは何か、見通しを得ることができる。
●方眼紙の利点
方眼紙のノートがあるのは知っていましたが、利点が分からなかったので、今まで使っていませんでした。
他の人が方眼紙ノートを使っているのを見て、横の罫線だけでなく、縦の罫線も入っているノートだと便利そうだなーと思いました。
結局、方眼紙=縦横のマス目ってのは、「グリッド線」(格子)の役割を果たしているので便利なんだ、と実感しました。
思考の過程で、抽象的な段階から、具体的な段階へと移行していくとき、具体的な段階に入ると、座標のガイドラインとなるグリッド線によって、視覚の対象物が綺麗に配置できます。
イメージやヴィジョンを描き出すときに最適なノートは、
(1) 抽象的な段階(曖昧な形):無地のノートが最適
↓
(2) 具体的な段階(鮮明な形):グリッド線のノートが最適
という対応関係になっていると思います。
縦横の線が思考を可視化/整理する補助となって役に立つ、というのが方眼紙ノートの利点なのでしょう。
●ノート術
私は元々、要領が悪い人間なので、要領が良い人たちのやり方を参考にして、自分のやり方の改善に取り組んでいます。
今の世の中、便利なデジタルツールはいろいろありますが、どうも使いこなせていないので、自分にはアナログなツールの方が性に合っているのかも?w
やり方を変えることによって楽ができるなら、文房具への投資は安いもんかな?
【追記】(2016年11月24日)
日々の行動指針を、「PDCAサイクル」から「OODAループ」に変えてみることにしました。より良い効果が得られるか?試してみたいと思います。